【LAショー2018】スバル初のPHEV「クロストレック ハイブリッド」登場

2018.11.20 自動車ニュース webCG 編集部
「スバル・クロストレック ハイブリッド」
「スバル・クロストレック ハイブリッド」拡大

スバルは2018年11月19日(現地時間)、「クロストレック」(日本名:「XV」)をベースとした同社初のプラグインハイブリッド車「クロストレック ハイブリッド」を米国で発表した。

 
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バッテリー容量は8.8kWh、EV走行距離は27km

クロストレック ハイブリッドは、燃焼効率を高めた新開発の専用2リッター水平対向4気筒直噴エンジンと、2基のモーターを内蔵した新型「リニアトロニック」(CVT)、走行用のバッテリーからなる「SUBARU StarDrive Technology」を搭載した、プラグインハイブリッド車である。

荷室の下に総電力量8.8kWh、容量25Ah、総電圧351.5Vのリチウムイオンバッテリーを搭載しており、満充電の状態から17マイル(約27km)の距離を電気のみで走行可能。ガソリンと合わせ、最大480マイル(約772km)の走行可能距離を実現している。また、電動パワートレインの採用は動力性能の向上にも寄与しており、ハイブリッド走行時にはモーターアシストの力により、滑らかで力強い加速を実現。モーターならではのレスポンスにより、優れた悪路走破性能もかなえているという。駆動方式は4WD。減速エネルギー回生機構とメカニカルブレーキを組み合わせた電子制御ブレーキを装備している。

車体についても手を加えており、電動化にともなう重量増に対応すべくフレームを強化。事故などで破損しないようバッテリーをケースで保護し、衝突時の衝撃が及ばないようサポートフレームを追加するなど、安全性にも配慮がなされている。

ボディーの各所に専用アイテムを配置するなど、デザイン面での差別化も図っており、外装色には同車専用色の「ラグーンブルー・パール」を設定。ブルーの配色が目を引くインテリアには、同じくブルーでコーディネートされた専用のコンビネーションメーターを装備している。

今後は、ロサンゼルスモーターショー(開催期間:2018年11月30日~12月9日)への出展を経て、2018年内に米国での発売を予定。ただし日本への導入予定はない。

(webCG)

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