メルセデス・ベンツA180スタイル(前編)
2019.04.18 谷口信輝の新車試乗 フルモデルチェンジで4代目となった、メルセデスのコンパクトモデル「Aクラス」。先代モデルを所有する谷口信輝は、「Sensual Purity(官能的純粋)」というデザイン思想でつくられた新型を、どのように評価する?見るからに「新しい」
今回、谷口信輝に試乗してもらったのは、2018年10月にフルモデルチェンジを果たしたメルセデス・ベンツAクラスの「A180スタイル」。日本導入当初は、このA180スタイルと「A180」の2グレードがラインナップされていたが、2019年3月になってディーゼルエンジン搭載の「A200d」が追加された。ちなみにエンジン排気量はA180系が1.33リッターでA200dは2リッターとやや開きがあるものの、どちらもベーシックグレードと考えていただいて間違いない。
とはいえ、装備はなかなか充実していて、オプション設定されているのは数々の先進運転支援装置を含む「レーダーセーフティーパッケージ」(24万5000円)と「ナビゲーションパッケージ」(18万4000円)くらい。ちなみに価格はA180:328万円、A180スタイル:369万円、A200d:399万円となかなかお買い得だ。
その一方で、谷口が従来型の「メルセデス・ベンツA45 AMG 4MATIC」を所有していることはこの連載の愛読者であればご存じのとおり。果たして新型Aクラスは谷口の目にどう映ったのか? 早速、その印象を語ってもらうことにしよう。
「うーん、やっぱり新しさがありますよね」
どうやら新型Aクラスのデザインを谷口は気に入ったようである。
「フロントの顔つきもだいぶ変わって、シャープで格好よくなりました。なんか、これが出たおかげで、僕のもちょっと古く感じられるようになってしまった。デザインが変わったせいで買い替えを余儀なくされる方も少なくないんじゃないんですか?」
かくいう谷口は新型に買い替えるつもりはないのか?
「うーん、デザイン的には新型のほうがいいですよ。でも、これってあんまり高くないグレードですよね?」
そう、本国では「A250」などもラインナップされているので、A180はベーシックグレードといって間違いない。
「でしょ? だって、ホイールは結構小さいし、リアバンパーのデザインも上級グレードでは変わりそうな感じですよね」
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