Car Security | 防犯アイテムカタログ
2019.07.01 Gear Up! 2019 Summer 拡大 |
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スマートキーを狙う「リレーアタック」
これが愛車を守る3種類の対策法だ!
あなたは「リレーアタック」という言葉をご存じだろうか? 人気の国産車を盗んで海外に転売するクルマ泥棒の新しい手口だ。そこで、最新の防犯対策アイテムをご紹介する。
ガレージに止めておいた大切な愛車が、ある日突然何者かに持ち去られてしまった!!
信じたくないことだが、東京・江東区東雲にあるカー用品専門店「A PIT オートバックス 東雲」のカーライフアドバイザー、千野直克(ちの なおかつ)さんによれば、ここ数年、国産高級車、国産人気車種をターゲットにしたそんな“クルマまるごと”盗難事件が全国的に増えているという。
テレビのワイドショー番組でもたびたび取り上げられている「リレーアタック」という手口によるクルマ泥棒だ。
リレーアタックとは、クルマのスマートキーから出ている微弱な電波を増幅させて悪用し、クルマのドアロック&盗難防止システムを解除してしまうという方法。
スマートキーは、キーをポケットやカバンに入れたままでも、近づくとドアが開き、エンジンスタートボタンを押せばエンジンが始動できるという便利なシステム。リレーアタックのターゲットは、このスマートキーが付いたクルマだ。「クルマには盗難防止装置も付いているはず。どうして、それが働かないのか?」と思う方も多いだろう。
確かに今、ほとんどのクルマには盗難防止のイモビライザーシステムが搭載されている。これはエンジンを始動する際、クルマのキー内部に記憶されているIDと車体のIDを照合し、一致しないとエンジンがかからないというシステム。もし合鍵等でドアを開けられても、エンジンはかからない。だから「すぐに乗り逃げ」される可能性は低い。
スマートキーを採用したクルマも、もちろんこのイモビライザーシステムを備えている。そしてスマートキーとの間で、微弱な電波を使ってこのIDの照合を行っている。
ところがリレーアタックは、本物のスマートキーの電波を増幅して利用する。そのため、ロックの解除もIDの照合も正常に行われる。だからエンジンも普通に始動でき、犯人はクルマを運転して盗んでしまうのだ。玄関に置いてあったスマートキーの電波が利用され盗まれたケースもある。
では、このリレーアタックによる盗難をどうすれば防げるのか。対策は、①スマートキーをクルマに乗る直前までシールドケースに入れ、電波を他人に利用されないように遮断する。②タイヤロックやハンドルロックなどで、ドアロックが解除されてもすぐに運転できないようにする。さらに、③純正のスマートキー&盗難防止システムに加えて、もうひとつ盗難防止装置を組み込むこと。この3段階の方法がある。
愛車が心配な方は、後悔する前にぜひ対策を!
(文=渋谷ヤスヒト/写真=加藤純也)
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<ネットワークカメラと監視カメラで盗難対策>
人の目が届きにくい駐車場で、愛車の盗難やイタズラの対策としてもうひとつ有効なのが、いつでもどこでもスマートフォンから通信回線を通じて好きなときに周囲の状況をチェックできるネットワークカメラ。あるいは、異変があったら録画を自動的に開始して、その状況を内蔵のSDカードに記録してくれる監視カメラ。なお、カメラで犯行現場をキャッチした場合は、安全のため、自分で駆けつけるのではなく、まず警察へ通報しよう。

渋谷 ヤスヒト
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