すべてはオリンピックに向けて!? 清水草一の2019年私的10大ニュース!
2019.12.18 デイリーコラムもういくつ寝ると東京オリンピック。今年はオリンピックイブ年、オリンピックへの助走の年! すべてがオリンピックに向けて上昇していく! 道路建設だって自動運転だって前進に次ぐ前進! 終わったらすべてが下降する! ということにならないようにがんばらねば。
ということで気合を入れて、私的な2019年の自動車関連10大ニュースを発表させていただきましょう。押忍押忍。
「褒めすぎだね」って言われたけど
第10位:ほった君も歓喜! 東八道路が開通
地元一般道の話題ゆえ、控えめな順位とさせていただきましたが、計画決定から約半世紀。ついに環状八号線まで貫通しました! 地元以外の方は「東八道路って何?」で終わるでしょうが、東京八王子道路のことです。これが、三鷹のどうでもいいところで終点のまま幾星霜。今年ついに開通したんですよ! これでスーパーオートバックスにもラクに行ける! 編集部ほった君のおうちもそのあたりらしいので、丸い顔をさらに丸くして喜んでることでしょう。よかったネ!
第9位:生涯最高の乗り心地 アウディA6
新型「A6」の乗り心地は衝撃でした。いままでのクルマとはステージが違う感覚があった。ホントだよ! 高平高輝さんには「褒めすぎだね」って言われたけど。
第8位:BMWとトヨタの協業商品が発売
「Z4」と「スープラ」のことです。どちらも個人的にはあまりココロに刺さりませんでしたが、BMWとトヨタが一緒にクルマをつくるなんて、すごい世の中になったもんだ。
第7位:BMW 1シリーズがFF化
個人的にはそんなに大ニュースじゃないんだけど、カーマニア界にはこれを嘆く声が満ちているので、たぶんカーマニアにとっては大ニュースなんだろうと思って7位に入れました。
ハンズオフ機能に触れるも……
第6位:東京モーターショー大盛況!
入場者数が2年前の77万人から130万人に増えたと! スゲエ! 想像を絶する快挙!
これまでモーターショーというと、どんなクルマが見られるのかとか、どんなかわいいコンパニオンがいるのかといったことに注目してきましたが、そういうのは平成で終わりなんだね! 今回はそこから脱却し、村祭り的な催しにしたのがよかった! 輸入車が展示されてなくたっていい! 盆踊りがあれば! みたいな。「オープンロード」の屋外展示や出店が特によかったなぁ。あそこは入場料もいらないし。2年後はオープンロードでフォークダンスを踊りましょう!
第5位:日産スカイライン等でハンズオフ機能が実用化
実際使ってみて、「まだいらんわ」と思いました。私はいまのところACCがあれば十分です。
第4位:東北の復興道路が全線開通間近
今年は日本中がラグビーワールドカップで盛り上がったわけですが、これがその自動車関連ニュースです。なぜなら、釜石での開催試合で、開通したばかりの高速道路が活躍したから! 観客は主にバス輸送だったので。
ラグビーワールドカップに合わせるように、釜石道が全線開通し、三陸道も仙台から宮古までほぼ開通。おかげで陸の孤島だった三陸沿岸が本当に近くなった! 実際行ってみたので強く実感であります。釜石での試合も大盛況! あと1試合は台風の影響で流れてしまい、本当に残念で涙が出ました。
ここはサファリパークと思うべし!
第3位:ながら運転厳罰化
一発で3点加算です。私はよくスマホをナビとして使っているので、マジで注意せねば。運転中にスマホに触ったら感電して死ぬ! ぐらいに思うようにしよう。
第2位:あおり運転
3年連続での入選! ドラレコのあの動画、いったい何度ニュースで見たことか。厳罰化も検討されておりますが、施行はまだ先のこと。カッときたら、「あれを運転してるのはリーチ・マイケルだ」と思うようにしよう。瞬時に怒りが引きます。あおられた方は、「ここはサファリパークだ」と思って、窓を開けたり外に出たりしないでください。
第1位:いいクルマ大行進
今年はあきれるほどいいクルマの大行進でした! 特に「トヨタ・カローラ」と「ダイハツ・タント」と日産&三菱の「デイズ/eKシリーズ」がすごかった。この3台、カーマニア的にはダメグルマの典型だっただけに、想像を絶するほどいいクルマになっちゃって、こちとらショック状態だよ!
こうなると、この世からダメグルマが消滅することが怖くなる。ダメグルマがなくなったらいいクルマがフツーのクルマになっちゃって面白くないじゃないか! ダメグルマを残してけろ~! 「パッソ/ブーン」や「ミラージュ」はずっとこのままでいてね。ムリか。
(文=清水草一/写真=アウディ、トヨタ自動車、BMW、日産自動車、NEXCO東日本、ダイハツ工業、群馬県警察、三菱自動車/編集=藤沢 勝)

清水 草一
お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。
-
空冷の「スポーツスター」が復活!? ハーレーダビッドソンの定番商品はどんなバイクとなるのかNEW 2026.6.5 ハーレーダビッドソンが、一度は廃止した空冷の「スポーツスター」の復活を発表! 伝統の一台はなぜ絶版の憂き目にあい、そしてよみがえることとなったのか? ファンに愛される定番車種を刷新する難しさと、新型に課せられた使命、そして課題を考察した。
-
気づけばすでに4モデル スバルのBEV戦略と水平対向エンジンの未来を考える 2026.6.4 「ソルテラ」に続き、「トレイルシーカー」「アンチャーテッド」「ゲッタウェイ」と、いつの間にか4モデルが顔をそろえたスバルのBEV。伝統的な水平対向エンジンやシンメトリカルAWDはこの先どうなるのか? スバルの未来戦略を探る。
-
ミドシップ化で運動性能はどう変わる? 「GRヤリスMコンセプト」の現時点での完成度を体感 2026.6.3 「GRヤリス」をベースとしたミドシップ4WDとして市販化を目指す「GRヤリスMコンセプト」。現在もスーパー耐久に投入されるなどして鍛えられているが、その開発車両をドライブできた。普通のGRヤリスとの運動性能の違いや、新開発エンジンの印象などをリポートする。
-
新生アルピナは成功するか? その将来とBMWとの関係について考える 2026.6.1 具体的なデザインスタディーも公開され、いよいよ市場展開が見えてきた新生アルピナ。将来的な成功の“確度”やいかに? BMWによる新たなアルピナ像について、両ブランドに詳しい西川 淳が詳しく解説する。
-
つまずきを糧に成功をつかみ取れ! 新型「CX-5」に宿るマツダの変革と覚悟 2026.5.29 既存のマツダ車とは一線を画す乗り味で、メディアをおどろかせた新型「マツダCX-5」。マツダの最量販車種は、なぜ3代目で大転換を迫られたのか? 賛否両論を巻き起こした“あのクルマ”との関係は? 新しくなったCX-5に宿る、マツダの覚悟と変革に迫る。
-
NEW
あの多田哲哉の自動車放談――三菱デリカミニTプレミアム DELIMARUパッケージ編
2026.6.5webCG Movies三菱の軽スーパーハイトワゴン「デリカミニ」が多くの人に支持される理由は、個性的なルックスだけなのか? トヨタでさまざまなクルマを開発してきた多田哲哉さんが、人気の秘密に迫る。 -
NEW
ホンダ・インサイト(FWD)【試乗記】
2026.6.5試乗記「ホンダ・インサイト」が電気自動車(BEV)として復活! ……というよりは中国工場製BEVにその名が与えられて日本にやってきた。さまざまな事情により、国内で販売されるのはわずか3000台のみ。日本人は“限定”に弱いとされるが、果たしてこの場合はどうか。 -
NEW
KTM 990 RC R(6MT)
2026.6.5JAIA輸入二輪車試乗会2026今年も開催された「JAIA輸入二輪車試乗会」より、魅惑のバイクを一挙紹介! 先陣を切るのは、この4月に発売されたばかりの「KTM 990 RC R」だ。オーストリアの雄が放つ最新鋭のスーパースポーツは、意外や“速さ”以外にも見どころの多い一台だった。 -
NEW
空冷の「スポーツスター」が復活!? ハーレーダビッドソンの定番商品はどんなバイクとなるのか
2026.6.5デイリーコラムハーレーダビッドソンが、一度は廃止した空冷の「スポーツスター」の復活を発表! 伝統の一台はなぜ絶版の憂き目にあい、そしてよみがえることとなったのか? ファンに愛される定番車種を刷新する難しさと、新型に課せられた使命、そして課題を考察した。 -
第290回:商用バンで砂漠を行く親子が向かうのは天国か地獄か 『シラート』
2026.6.4読んでますカー、観てますカー失踪した娘を探して親子はモロッコの砂漠へ。砂漠で開催されていたレイブパーティーが最高潮に達した頃、軍隊がやってきて中止させられる。親子が乗るFFの商用バンは次のパーティー会場にたどり着けるのか……。 -
ホンダCR-V e:HEV RSブラックエディション(前編)
2026.6.4あの多田哲哉の自動車放談ひさびさに日本市場に戻ってきた、ホンダを代表するSUV「CR-V」。最新世代の仕上がりを、トヨタの車両開発者だった多田哲哉さんはどう評価する? まずは、ワインディングロードを走らせた第一印象から。












