ランボルギーニがミドシップ後輪駆動のオープンモデル「ウラカンEVO RWDスパイダー」を発表

2020.05.12 自動車ニュース webCG 編集部
ランボルギーニ・ウラカンEVO RWDスパイダー
ランボルギーニ・ウラカンEVO RWDスパイダー拡大

伊ランボルギーニは2020年5月7日(現地時間)、同社の公式ウェブサイト上で、ミドシップスポーツカー「ウラカン」シリーズの後輪駆動オープンモデル「ウラカンEVO RWDスパイダー」を発表した。

トップの開閉に要する時間はそれぞれ17秒。走行中も50km/h以下であれば操作が行える。
トップの開閉に要する時間はそれぞれ17秒。走行中も50km/h以下であれば操作が行える。拡大
ソフトトップはブラックとブラウン、レッドの3色が基本カラーとして設定されている。
ソフトトップはブラックとブラウン、レッドの3色が基本カラーとして設定されている。拡大
リアのエンジンフードはクーペモデルとは異なる、いわゆるトンネルバックスタイルが採用された。
リアのエンジンフードはクーペモデルとは異なる、いわゆるトンネルバックスタイルが採用された。拡大
リアディフューザーやフロントバンパーのデザインは、「ウラカン EVO RWD」クーペモデルと同様にRWD専用となる。
リアディフューザーやフロントバンパーのデザインは、「ウラカン EVO RWD」クーペモデルと同様にRWD専用となる。拡大

今回発表されたウラカンEVO RWDスパイダーは、2020年1月10日に日本導入が発表されたV10エンジン搭載のクーペ「ウラカンEVO RWD」のオープンモデルである。リアミドに搭載されるのはクーペと同じ最高出力610PS、最大トルク560N・mを発生する5.2リッターV10エンジン。クーペのパワーウェイトレシオ2.28kg/PS、0-100km/h加速3.3秒、最高速325km/hという動力性能に対してスパイダーでは、パワーウェイトレシオ2.47kg/PS、0-100km/h加速3.5秒、最高速324km/hというパフォーマンスを掲げる。

RWD専用にセッティングされたドライブモードセレクター「ANIMA」は、トラクションコントロールシステム「P-TCS」と連動し、「STRADA」モードでは後輪の滑りを最小限に抑えあらゆるコンディションで安定性と安全性を提供。「SPORT」モードではオーバーステアの角度が急速に増したときに、トルクを制限し車両の安定性とコントロールを得ながら加速中に後輪を滑らせるドリフトの楽しみを味わえ、サーキット走行などに適した「CORSA」モードではコーナー出口でのトラクションと敏しょう性を最適化し、動的性能を最も高めるという。

ソフトトップの開閉システムは4WDモデルと同様に電動油圧式となり、センターコンソールのスイッチで作動。開閉に要する時間はそれぞれ17秒で、走行中も50km/h以下であれば操作が可能だ。ソフトトップの開閉状態に関わらずリアウィンドウの操作が行え、オープン走行時にリアウィンドウを上げると風よけとして機能する。

4WDモデルとは異なるエクステリアの前後デザインもウラカンEVO RWDに準じたもの。フロントにはより大型のエアインテークや専用形状のフロントスプリッターを採用し、リアディフューザーもRWD専用となっている。

日本での価格は2653万9635円。納車は2020年夏以降に各国で順次開始される。

(webCG)

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