ルノー・メガーヌ ルノースポール トロフィーR(前編)

2020.06.11 谷口信輝の新車試乗 “最強のFF車”として世界にその名をとどろかす「ルノー・メガーヌ ルノースポール トロフィーR」。ワインディングロードでステアリングを握った、谷口信輝の評価やいかに?

極めて希少なスペシャルモデル

今回のお題は谷口信輝の大好物である「ルノー・メガーヌ ルノースポール(R.S.)」の最上級モデル、メガーヌR.S.トロフィーRである。

ニュルブルクリンク・ノルドシュライフェでFF最速のラップタイムをマークしたことで知られるメガーヌR.S.トロフィーRだが、そもそもメガーヌR.S.のモデル構成がよくわかっていないとおっしゃる皆さんのために、ここで簡単におさらいをしてみたい。

メガーヌR.S.には3種類のシャシー(スポール、カップ、トロフィー)と2種類のエンジン出力(279PSと300PS)が用意されている。このうち、“素”のメガーヌR.S.(カタログモデル)はシャシースポールと最高出力279PSのエンジン、2019年3月に100台が限発売された「メガーヌR.S.カップ」はシャシーカップと同279PS、2019年10月に発売されたカタログモデルの「メガーヌR.S.トロフィー」はシャシーカップと同300PSがそれぞれ組み合わされている。ギアボックスは、メガーヌR.S.がDCTのみ、メガーヌR.S.カップが6MTのみ、メガーヌR.S.トロフィーがDCTと6MTの両方から選べる。そして、ここまでの全モデルに4WSが装備されているのもメガーヌR.S.の特徴といえる。

メガーヌR.S.トロフィーRは、ここまでの3モデルとは別次元のモデルだ。まず、リアシートを取っ払って2人乗りとし、メガーヌR.S.のハンドリングを決定づけているともいえる4WSも潔く省略。こうして130kgもの軽量化を図ったうえで、300PSのエンジンとトロフィーR専用のシャシートロフィーという足まわりを採用し、ギアボックスはDCTより軽量な6MTのみとした。そのほかにもレーシングシートなどの装備をこれでもかというくらいに盛り込んだのがトロフィーRで、全世界で500台のみが限定生産される。

さらにこのうちの30台は「カーボンセラミックパック」と呼ばれる特別仕様。日本では“普通”のトロフィーRが47台、カーボンセラミックパックがたったの4台だけ販売される。このうち、今回試乗したのは貴重なカーボンセラミックパック(ただし都合によりホイールは通常のトロフィーR仕様)。その価格は通常仕様より260万円も高い949万円(!)だが、日本分はすでに完売したという。

ちなみに、谷口は鈴鹿サーキットや筑波サーキットでトロフィーRに試乗済みだが、公道でそのステアリングを握るのは今回が初めて。まずは、箱根で試乗した第一印象を語ってもらおう。

 
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