ミツオカ初のSUV「バディ」が正式デビュー 配車は2021年6月から

2020.11.26 自動車ニュース webCG 編集部
ミツオカ・バディ
ミツオカ・バディ拡大

光岡自動車は2020年11月26日、新型SUV「Buddy(バディ)」を発表。同日、先行予約の受け付けを開始した。

「トヨタRAV4」とはまるで表情の異なるフロントフェイス。クロームのグリルはABS樹脂でできている。
「トヨタRAV4」とはまるで表情の異なるフロントフェイス。クロームのグリルはABS樹脂でできている。拡大
リアは縦型のランプと「MITSUOKA」ロゴ入りの大きなパネルが目を引く。
リアは縦型のランプと「MITSUOKA」ロゴ入りの大きなパネルが目を引く。拡大
「専用レザーシート&トリムセット」を選択したインテリア。シートの中央にはラインのアクセントが添えられる。
「専用レザーシート&トリムセット」を選択したインテリア。シートの中央にはラインのアクセントが添えられる。拡大
クラシカルなデザインのディーンクロスカントリー製アルミホイールは、26万4000円のオプション。
クラシカルなデザインのディーンクロスカントリー製アルミホイールは、26万4000円のオプション。拡大
パワーユニットはベース車「RAV4」と共通。写真はハイブリッドモデルのもの。
パワーユニットはベース車「RAV4」と共通。写真はハイブリッドモデルのもの。拡大
ボディーカラーは全18種類ラインナップされる。
ボディーカラーは全18種類ラインナップされる。拡大
「自然体でサラリと乗りこなせる相棒」をコンセプトに開発された「バディ」。その車名(Buddy)は英語で「相棒」を意味する。
「自然体でサラリと乗りこなせる相棒」をコンセプトに開発された「バディ」。その車名(Buddy)は英語で「相棒」を意味する。拡大

ミツオカ・バディは、2019年4月に発売された現行型「トヨタRAV4」をベースに、独自のデザインで仕立てられたカスタマイズカー。ミツオカブランドでは初のSUVとなる。

開発コンセプトは、「自然体でサラリと乗りこなせる相棒」。最大の特徴は遊び心を表現したというエクステリアで、「1970~1980年代のアメリカンSUV」をモチーフとしたフロントフェイスやリアデザインが与えられている。それらパーツの成形に際して、これまでミツオカが得意としてきたFRPだけでなく、金型を使ったABS樹脂やPP(ポリプロピレン)を採用したのもニュース。ツートンカラーを含む豊富なボディーカラー(全18種類)もセリングポイントのひとつである。

今回公表されたボディーサイズは、全長×全幅×全高=4730×1865×1695mm。ベースとなるトヨタRAV4に対して130mm長く、10mm幅広く、10mm背が高くなっている。

一方インテリアは、バディ専用の「レザーシート&トリムセット」をはじめとするドレスアップオプションが用意されるものの、基本的にRAV4のものと変わらない。パワーユニットや足まわりといったメカニズムもベースモデルと共通だ。

バディのラインナップと価格は以下の通り(※印は、装備の点で対応するトヨタRAV4のグレード名)。RAV4の中でも特にオフロード走破性に優れる「アドベンチャー」に相当するグレードは用意されない。

【2リッターガソリンエンジン車】

  • 20ST(FF ※X):469万7000円
  • 20ST(4WD ※X):489万2800円
  • 20DX(4WD ※G):531万3000円
  • 20LX(4WD ※G“Zパッケージ”):549万4500円

【2.5リッターハイブリッド車】

  • ハイブリッドST(FF ※ハイブリッドX):525万0300円
  • ハイブリッドST(4WD ※ハイブリッドX):547万1400円
  • ハイブリッドDT(4WD ※ハイブリッドG):589万9300円

デリバリーの開始時期は、2021年の6月になる見込み。バディは限定モデルではないが、ミツオカの生産キャパシティーは年150台(2021年は50台、2022年以降は150台)とされており、これを超える注文はウエイティングリストに回ることになる。

(webCG)

◆関連記事:アメ車顔した「RAV4」がデビュー!? ミツオカの個性派SUV「バディ」ができたワケ

◆「ミツオカ・バディ」のフォトギャラリーはこちら

関連キーワード:
バディ, ミツオカ, 自動車ニュース