フロントマスクを刷新! 「MINI 3ドア/5ドア/コンバーチブル」がマイナーチェンジ
2021.01.28 自動車ニュース![]() |
独BMWは2021年1月27日(現地時間)、「MINI 3ドア/5ドア/コンバーチブル」のマイナーチェンジモデルを発表した。
デザインの変更に加え装備もアップデート
現時点で発表されている内容によると、今回のマイナーチェンジは内外装デザインの変更や、装備の拡充と機能性の向上が主となっている。
エクステリアデザインでは特にフロントまわりが大きく変更されており、アッパーグリルとロワグリルをひと枠のフレームで一体化するとともに、ボディー同色の太い横桟を採用。ヘッドランプは全車LED式とした。またサイドスカットルやリアエプロン、リアコンビランプの意匠も変更しており、リアコンビランプについては全車にユニオンジャックデザインのLEDランプを装備している。このほかにも外観では、新デザインのアロイホイールや新色のボディーカラーを採用。グラデーションカラーを用いた「マルチトーンルーフ」の設定も、改良モデルの特徴として挙げられる。
一方インテリアでは、サーフェスやエアコン吹き出し口などのデザインを変更。こちらも新デザインとなったステアリングホイールには、オプションとして初めてステアリングヒーターを採用した。インターフェイスもアップデートしており、従来の機械式メーターに替えて5インチカラーディスプレイを装備。円形のリムで囲われた、「センターメーターパネル」と称されるセンターディスプレイまわりについては、リムをハイグロスピアノブラックの新デザインとしたほか、8.8インチのディスプレイもグラフィックを変更している。またライトチェッカーカラーのスポーツシートも従来のMINIにはない装備で、オプションのアンビエントライトも機能を拡充しているという。
機能面では、アダプティブシャシーに「周波数選択ダンピング」を装備したほか、電動パーキングブレーキを初採用。アダプティブクルーズコントロールが、渋滞時のストップ&ゴーにも対応するようになった。さらに新しいレーンディパーチャーウオーニングや悪天候ライトの採用も、トピックとして挙げられている。
改良版のMINI 3ドア/5ドア/コンバーチブルの生産は2021年3月に開始となる予定で、電気自動車バージョンの「MINIクーパーSE」や、高性能モデルの「JCW(ジョンクーパーワークス)」シリーズも、同様のアップデートを受けるという。
(webCG)
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