BMWの「X5/X6/X7」の直6ディーゼルモデルが48Vマイルドハイブリッドを搭載
2021.02.25 自動車ニュース![]() |
BMWジャパンは2021年2月24日、BMWのSUV「X5」「X6」「X7」の一部仕様変更を発表した。
今回の仕様変更はX5、X6およびX7の3リッター直6ディーゼルターボエンジン「B57D」搭載モデルが対象。48Vのマイルドハイブリッドシステムを採用し、燃費効率とダイナミクス性能を高めている。
この48Vマイルドハイブリッドシステムは、制動エネルギーを回生して発電する48Vスタータージェネレーターと、その電気を蓄積する追加のバッテリーなどで構成。スタータージェネレーターは最高出力11PSの電気駆動システムとしても作動し、エンジンの負荷を軽減してエネルギー効率の最適化を図るほか、ブースト機能によって発進時および加速中に内燃機関をサポートする。また、コースティング機能も備わる。燃費は「X5 xDrive35d」および「X6 xDrive35d」が12.4km/リッターで、「X7 xDrive40d」が11.9km/リッター(すべてWLTCモード)。従来モデルよりも最大で1.1km/リッターの向上を果たしている。
X7 xDrive40dのB57Dエンジンは48Vマイルドハイブリッドシステムに加えて、マルチステージターボチャージャーとコモンレール式ダイレクトインジェクションシステムを採用。従来モデルよりも75PSと80N・m強力な最高出力340PS、最大トルク700N・mを発生する。
ラインナップと価格は以下の通り。
- X5 xDrive35d:945万円
- X5 xDrive35d Mスポーツ:1043万円
- X6 xDrive35d:997万円
- X6 xDrive35d Mスポーツ:1081万円
- X7 xDrive40d:1114万円
- X7 xDrive40dピュアデザインエクセレンス:1250万円
- X7 xDrive40d Mスポーツ:1286万円
(webCG)