「ベントレー・フライングスパー」にHVの特別仕様車「オデッシアンエディション」登場
2021.08.03 自動車ニュース![]() |
ベントレーモーターズジャパンは2021年8月3日、4ドアサルーン「フライングスパー」の特別仕様車「オデッシアンエディション」の日本導入を発表した。
モチーフはコンセプトカー「EXP 100 GT」
オデッシアンエディションは、最高出力544PS、最大トルク750N・mを発生するハイブリッドパワートレイン搭載モデル「フライングスパー ハイブリッド」の導入に合わせて設定された記念モデルであり、ベントレーの未来を示唆するコンセプトカー「EXP 100 GT」からインスピレーションを得たという内外装の仕様を特徴としている。
キャビンでは100%英国産ウールを用いたツイードのパネルが特徴で、ベントレーのために特別につくられたというテキスタイルを使用。オープンポア仕上げのコア材を使ったフェイシアとウエストレールは、ハイグロス仕上げに対してラッカーの使用量を90%削減しており、木目の自然な風合いを楽しめるとともに環境にも配慮したものとなっている。さらにキャビン全体には、優れた耐久性を持つサスティナブルレザーを広く採用している。
またセンターコンソールにはピアノリネンパネルを採用。インテリアのアクセントとなる表皮の仕様は全5種類で、「ベルーガ」「ポーポイズ」「クリケットボール」「ブルネル」「バーントオーク」のいずれかのレザーとリネンの組み合わせとなっている。さらにEXP 100 GTに見られるオンブレ(ぼかし)仕上げをモチーフにした刺しゅうも同車の特徴で、糸の色をグラデーションにすることで、フライングスパー特有の「ロフトダイヤモンド」パターンを際立たせているという。
このほかにも、深いパイル地のオーバーマットにはコントラストの効いたバインディングを採用。生地はラムウールのラグに変更することも可能で、インテリアに占めるウールの割合をさらに高めることができるという。
一方エクステリアでは、21インチの10本ツインスポークホイールと、前後バンパーやヘッドライト/テールライトのサラウンド、ボディーサイド下部のクローム装飾に施されたペールブロッガーのアクセントが特徴となっている。
価格は3080万円。
(webCG)