No Garage, No Life! | 文化シヤッター
さらなる性能の向上で住宅とベストマッチ 2022.07.11 Gear Up! 2022 Summer ガレージシャッターはなにより住宅とのマッチングを大切にしたいもの。デザイン性や操作性、安全面のどれひとつとして妥協はしたくない。そんな高い要望に応えてくれるのが、文化シヤッターの「フラムヴェスタ」である。クルマ2台分の間口幅でも防火設備に対応
セキュリティー、利便性、静音性、そして住宅および周囲の景観に融和するデザイン性といった、ガレージシャッターに要求される性能を高次元で満たした製品を幅広くそろえた文化シヤッター。同社が自信を持って送り出す新製品が「フラムヴェスタ」で、防火設備に対応した、フラットなフェイスデザインの住宅用オーバースライディングドアである。
オーバースライディングドアとは、ガレージの天井に沿ってシャッターパネルが収納される方式。「フラムヴェスタ」は、最大6mというクルマ2台分の間口幅を持つ。しかも防火設備のため、防火地域および準防火地域での使用が可能だ。ガレージの外側は化粧鋼板や木目鋼板、内側はアルミを使用した複合パネルは美しく、正圧・負圧ともに800Paという住宅用オーバースライディングドアでは最高の耐風圧性能を誇る。
開閉はスピーディー&サイレント。高さ2.5mの開口部ならば、全開状態までわずか約14秒。開閉時の異音を防ぐヒンジ構造の採用により、開閉音を65dBに抑えた静音設計となっている。
操作性、快適性の高さも「フラムヴェスタ」の特徴だ。ワンタッチで開閉可能なカードリモコン「セレカード」(標準装備)と車載用自動開閉リモコン「セレクルーズII」(オプション)を用意。「セレクルーズII」をクルマのUSB電源ソケットに差し込んでおくと、外出時はエンジンをかけるとシャッターが開き、出庫すると所定時間後に閉まり、帰宅時はシャッターに近づくと開き、エンジンを切ると所定時間後に閉まるという一連の動作を自動で行う。
加えてワイヤレス集中制御システム「セレコネクト2」を採用したスマートタイプでは、スマートフォンにより外出先から開閉操作や状態の確認が可能。さらにスマートスピーカーとの連携によって、外出前にシャッターを開けておくことが可能だ。
安全対策も万全だ。シャッター降下時に障害物を検知すると、直ちに作動停止して挟まれ事故を回避するレール内蔵型多光軸センサーを採用。また万が一の故障時もシャッターが急降下しない装置も標準装備する。
カラーバリエーションは、標準の化粧鋼板がミストシルバーとヘイゼルステンの2色、オプションの木目鋼板がミディアムオークFe、ブランチークFeの2色の計4色。建物に合わせて選択可能で、ガレージに美しい表情をもたらす。
快適なガレージライフは文化シヤッターで
このほかにも、文化シヤッターには多くの機種がそろっている。それらのなかから、洗練されたフラットデザインのスチール製フラットガレージシャッター「ポルティエ」の施工例を紹介しよう。
「ポルティエ」は、クルマ2台分の最大6.3mという間口を持ち、利便性、開閉速度などの特徴は「フラムヴェスタ」とほぼ同様のガレージシャッター。ただしこちらは開閉方式が巻き取り式となる。
施工例は都内に実在するユーザーのお宅。カラーは外壁に合わせて木目調(オーダーフィルムタイプ)の「チャコールネズコ」。オプションのワイヤレス押しボタンスイッチ「セレアーキ」を設置し、ユーザーは付属のリモコンと使い分け、快適かつ安全なガレージライフを楽しんでいるという。
(文=沼田 亨)
問い合わせ:文化シヤッター 0570-666-670

沼田 亨
1958年、東京生まれ。大学卒業後勤め人になるも10年ほどで辞め、食いっぱぐれていたときに知人の紹介で自動車専門誌に寄稿するようになり、以後ライターを名乗って業界の片隅に寄生。ただし新車関係の仕事はほとんどなく、もっぱら旧車イベントのリポートなどを担当。