ロールス・ロイスがラグジュアリーEVを出展【ジュネーブショー2011】
2011.02.22 自動車ニュース【ジュネーブショー2011】ロールス・ロイスがラグジュアリーEVを出展
英ロールス・ロイス・モーター・カーズは、2011年3月1日に開幕するジュネーブショーに、電気自動車の試作モデル「102EX」を出品する。
■ファントムベースのワンオフモデル
「102EX」こと、「ファントム・エクスペリメンタル・エレクトリック(EE)」は、同社の主力モデルである「ファントム」をベースとした電気自動車のワンオフモデル(試作車)だ。
ロールス・ロイスのCEOであるトルステン・ミュラー・エトヴィッシュは、「102EXは、超高級車セグメントにおける世界初の電気自動車です。この試作車により、新しいドライブトレインの可能性を検討し、今後のロールス・ロイスにどんなパワートレインがふさわしいかを探求します」と述べている。
ロールス・ロイスは、この102EXをジュネーブショーに展示したあと、ヨーロッパ、中東、アジア、北米に持ち込むツアーを実施し、顧客やメディアなどから意見を集める。
102EX自体は、量産化の計画はないものの、ラグジュアリーセグメントの顧客が次世代自動車に何を求めるのかを探る手がかりとしたい考えだ。
(文=生方聡)
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