トヨタが欧州で新型「C-HR」を発表 スポーティーな小型SUVが2代目にモデルチェンジ

2023.06.27 自動車ニュース webCG 編集部
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新型トヨタC-HR
新型トヨタC-HR拡大

トヨタ自動車は2023年6月26日(現地時間)、欧州においてコンパクトSUVの新型「C-HR」を発表した。

◆画像・写真:新型トヨタC-HR(37枚)

 
トヨタが欧州で新型「C-HR」を発表 スポーティーな小型SUVが2代目にモデルチェンジの画像拡大
 
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パワートレインはすべてハイブリッドに

トヨタC-HRは、クーペを思わせるスポーティーなデザインが特徴のコンパクトSUVであり、2016年に初代がデビューしている。新型は2代目のモデルにあたり、欧州において開発を推進。生産に関しても、バッテリーユニットを含めすべて欧州で行われるという。

エクステリアデザインは2022年末に発表された「C-HRプロローグ」のそれにならったもので、従来モデルより凝縮感のあるフォルムやエッジの利いたプレスラインなどを踏襲。「プリウス」や「クラウン スポーツ」などに見られる“ハンマーヘッド”デザインのフロントまわりや、20インチの大径タイヤ、車体のルーフおよび後部を塗り分けるバイトーンカラーの設定も、新型の特徴となっている。一方インテリアでは、すべての操作系をドライバーまわりに集約。ウイングをモチーフにしたというインストゥルメントパネルの意匠も特徴とされる。

インターフェイスも刷新されており、グレードに応じて12.3インチの液晶メーターやヘッドアップディスプレイ、8インチないし12.3インチのセンターディスプレイを設定。デジタルキーシステムの採用により(2024年内の導入を予定)、スマートフォンを持っているだけで車両にアクセスし、始動することが可能となるという。また専用のアプリによって車外から操作できる、リモートコントロール対応の自動駐車機能も用意されている。

パワートレインの種類は豊富で、1.8リッターエンジンおよび2リッターエンジンをベースとしたハイブリッドと、2リッターエンジンをベースとしたプラグインハイブリッドを設定。2リッターのハイブリッド仕様には、4WDの「AWD-i」も用意される。

このハイブリッドのみとなるパワートレインの設定に加え、新型C-HRでは車両の使用素材においても環境負荷の低減を推進。再生プラスチックの利用率を従来型の2倍に高めて100以上の部品に採用したほか、シート表皮には再生ペットボトルからつくられた新しいファブリックを、ステアリングホイールには動物の革に代わる新素材を用いている。

さらに製造段階でも、バンパーの樹脂成形に新しい製法を用いたり、水性塗料を使用した新しい自動塗装プロセスを取り入れたりすることで、CO2排出量の削減を図っている。

(webCG)

◆画像・写真:新型トヨタC-HR(37枚)
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