メルセデス・ベンツEQS450 4MATIC SUV(後編)
2023.08.27 思考するドライバー 山野哲也の“目” レーシングドライバー山野哲也が「メルセデス・ベンツEQS SUV」に試乗。専用プラットフォームを使うスリーポインテッドスターの電気自動車(BEV)だが、山野は懐かしさを感じたという。最新の技術が生み出す王道のテイストとは?最新テクノロジーが醸す王道のテイスト
今回、レーシングドライバーの山野哲也が試乗しているのは、メルセデス・ベンツのピュア電気自動車たる「EQS450 4MATIC SUV」。3列シートを備えた7人乗りSUVで、前後にモーターを配した4WDモデルである。一充電走行距離は593km(WLTCモード)。車両本体価格は1543万円だ。
最近では「アジリティー」こと俊敏さをアピールすることも多いメルセデスだが、かつてはおうような、よくも悪くも王者の風格を漂わせる走りが特徴だった。山野が「なんだか懐かしいですね」と笑いながら、最新のスリーポインテッドスターを評する。
山野:EQS SUVをドライブしていると、そうですね、「560SEL」のころでしょうか? 日本において、メルセデスが最も輝いていた時代を思い出します。
webCG:1980年代の終わりから1990年代初頭。いわゆるバブル期の「Sクラス」ですね! その後は「セルシオ」にショックを受けて、目に見えてメルセデスは変わっていってしまいます。
山野:最新のテクノロジーで「王道のテイスト」を復活させているのが興味深いですね。
webCG:電気自動車の時代に、再び「世界一」に返り咲こうとしているのかもしれません。
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