これがおすすめ! BYDブース:どえらい勢いがあることは間違いない【ジャパンモビリティショー2023】

2023.10.26 これがおすすめ! 玉川 ニコ
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ジャパンモビリティショー2023のBYDブースに展示された「ヤンワンU8」。
ジャパンモビリティショー2023のBYDブースに展示された「ヤンワンU8」。拡大

東京モーターショー改め、記念すべき第1回開催となったジャパンモビリティショーのなかから、現地取材に臨んだライターの玉川ニコは、中国の電動車ブランド、BYDのブースをオススメとして選んだ。その理由やいかに。

ジャパンモビリティショー2023のBYDブース。
ジャパンモビリティショー2023のBYDブース。拡大
全長5mを超えるクワッドモーターの水陸両用電動SUV「ヤンワンU8」。約30分間車両を浮かせて、3km/hでボートのような水上走行が可能と紹介される。
全長5mを超えるクワッドモーターの水陸両用電動SUV「ヤンワンU8」。約30分間車両を浮かせて、3km/hでボートのような水上走行が可能と紹介される。拡大
全長×全幅×全高=5319×2050×1930mm、ホイールベース=3050mmという「ヤンワンU8」の堂々たるサイズには圧倒される。
全長×全幅×全高=5319×2050×1930mm、ホイールベース=3050mmという「ヤンワンU8」の堂々たるサイズには圧倒される。拡大
BYDのミドルサイズ電動セダン「シール」。2024年春に発売が予定されている。
BYDのミドルサイズ電動セダン「シール」。2024年春に発売が予定されている。拡大
BYDブースの様子。日本発売モデル第1弾のミドルサイズSUV「BYD ATTO 3」と2023年9月に発売したコンパクトEV「BYDドルフィン」なども展示される。
BYDブースの様子。日本発売モデル第1弾のミドルサイズSUV「BYD ATTO 3」と2023年9月に発売したコンパクトEV「BYDドルフィン」なども展示される。拡大

「U8」の超信地旋回デモは必見!

ジャパンモビリティショー2023の見どころはどこか? と問われれば「すべてが見どころです!」というのが、決して優等生ぶりたいわけではなく、心の底からの答えになる。いやホント、メジャーなブースの目玉モデルだけでなく、失礼ながら地味めなブースの隅のほうまでいちいちすべて面白いというのが、ジャパンモビリティショー2023(というか東京モーターショー時代から)の特徴であるからだ。

そんななかでもあえてひとつを推すとしたら、筆者としては「BYDのブース」を激推ししたい。

もしかしたら「中国のEVブランドである」という部分に微妙な思いを抱いている人もいるかもしれない。だが昨今の中国には、そして中国を代表する自動車ブランドのひとつであるBYDにも、どえらい勢いがあることは誰にも否定できない。

そんな勢いと熱気を、日本にいながらにしてヒリヒリと感じることができるのが、今回けっこうな規模で出展しているBYDのブースなのだ。いやホント、深センあたりに視察旅行に行ったつもりで、東5ホールのBYDブースをのぞいてみてください。行くと、けっこう焦ると思いますよ。「ジャパン……このままで大丈夫かな?」みたいな感じで。

ちなみにBYDのブースでは期間中、全長5mを超えるクワッドモーターの水陸両用電動SUV「仰望(ヤンワン)U8」が、ブース内でタンクターン(その場で360°転回する超信地旋回)をキメるデモンストレーションを見ることもできます。(※一日5回実演。スケジュールは変更になったり中止となる可能性もあるようなので、当日、ブースの関係者にご確認くださいね)

(文=玉川ニコ/写真=玉川ニコ、webCG/編集=櫻井健一)

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