ホンダが新型コンパクトSUV「WR-V」をオフィシャルサイトで先行公開

2023.11.16 自動車ニュース webCG 編集部
ホンダWR-V
ホンダWR-V拡大

本田技研工業は2023年11月16日、同年12月に発表予定の新型コンパクトSUV「WR-V」に関する情報を、同社のオフィシャルサイトで先行公開した。WR-Vは200万円台前半からの価格設定で、2024年春に発売される予定だ。

◇◆◇こちらの記事も読まれています◇◆◇

◆関連記事:「魂がこもっています」ホンダWR-V【開発者インタビュー】
◆ギャラリー:新型「ホンダWR-V」を写真で詳しく紹介(70枚)
◆関連記事:新型「ホンダWR-V」の日本導入で混乱必至? ホンダのややこしネーミング事情【デイリーコラム】

ボリューム感ある「WR-V」のフロントセクション。自信あふれるたくましさをエクステリアで表現したという。
ボリューム感ある「WR-V」のフロントセクション。自信あふれるたくましさをエクステリアで表現したという。拡大
フルLEDのリアコンビランプは水平基調でデザインされる。高く配置されたベルトラインも「WR-V」の特徴だ。
フルLEDのリアコンビランプは水平基調でデザインされる。高く配置されたベルトラインも「WR-V」の特徴だ。拡大
スイッチ類を中央に集約することで操作や運転のしやすさを目指したというコックピット。豊富な収納スペースも用意されている。
スイッチ類を中央に集約することで操作や運転のしやすさを目指したというコックピット。豊富な収納スペースも用意されている。拡大
荷室容量はクラストップレベルとなる458リッター。床下収納も備わっている。
荷室容量はクラストップレベルとなる458リッター。床下収納も備わっている。拡大
プライムスムース(合皮)とファブリックのコンビシートを「Z」グレード以上に標準で装備する。
プライムスムース(合皮)とファブリックのコンビシートを「Z」グレード以上に標準で装備する。拡大
クラス最大級がうたわれる後席空間。頭上にも十分な余裕が確保されている。
クラス最大級がうたわれる後席空間。頭上にも十分な余裕が確保されている。拡大
ボディーサイズは全長×全幅×全高=4325×1790×1650mmで、ホンダのコンパクトSUV「ヴェゼル」とほぼ同サイズとなる。
ボディーサイズは全長×全幅×全高=4325×1790×1650mmで、ホンダのコンパクトSUV「ヴェゼル」とほぼ同サイズとなる。拡大

「既成概念や固定観念にとらわれずに、より自由な発想で自分らしい生き方を表現する人々に寄り添うクルマを目指して開発した」とホンダが説明するWR-V。その開発コンセプトは「VERSATILE FREESTYLER(バーサタイル フリースタイラー)」で、バーサタイルは多様なライフスタイルやニーズに適応できること、フリースタイラーはさまざまな制約を乗り越え自由に自分らしいライフスタイルで生きることを意味しているという。

デザインコンセプトには「MASCULINE & CONFIDENT(マスキュリン&コンフィデント)」=“自信あふれるたくましさ”を掲げる。エクステリアは安心と信頼を感じられるような意匠とされ、高く配置したベルトラインと厚みのあるボディー造形で力強さを表現している。

インテリアは水平基調のシンプルなデザインを採用し、スイッチ類を中央に配置することで操作や運転のしやすさを目指した。1リッターサイズのペットボトルが入るドアポケットやスマホが収納できるアームレストポケットなどを配置。人が触れるパーツには柔らかな素材を使用するなどし、使い勝手と質感が追求された。

運転席は見晴らしのいい視界と、セダンライクな運転姿勢を両立。高さや形状を徹底的に突き詰めたフロントフードデザインの採用やすっきりとした視界の確保により、車両感覚がつかみやすいと説明される。ボディーサイズは全長×全幅×全高=4325×1790×1650mmで、ホンダのコンパクトSUV「ヴェゼル」とほぼ同サイズとなる。

後席ではドアライニングの下部や前席シートバックの形状を工夫し、ゆとりと乗り降りのしやすさに配慮。荷室は壁面をフラットに近い形状とし、さらに床下収納を設けることで、クラストップレベルの大容量が実現された。

車名のWR-Vは、「Winsome Runabout Vehicle(ウインサム ランナバウト ビークル)」の頭文字を組み合わせたもの。Winsomeには楽しさや快活さの意味があり、WR-Vとともに生き生きとした毎日を楽しんでほしいという願いが込められているという。

都会的なイメージで先行するヴェゼルは300万円台の価格が中心となり、対するWR-Vはアウトドアテイストのデザインと広々とした室内空間や荷室が特徴で、200万円台が販売の中心となる予定。ホンダは「価格帯とデザインやパッケージングの違いで両者のすみ分けを図る」と説明している。

(webCG)

関連キーワード:
WR-V, ホンダ, 自動車ニュース