ベントレーがW12エンジンに代わる新たな旗艦電動パワートレインを導入

2024.05.15 自動車ニュース 藤沢 勝
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ベントレーの「ウルトラパフォーマンスハイブリッド」。
ベントレーの「ウルトラパフォーマンスハイブリッド」。拡大

英ベントレーモーターズは2024年5月8日(現地時間)、新たな電動パワートレイン「ウルトラパフォーマンスハイブリッド」の導入を予告した。

 
ベントレーがW12エンジンに代わる新たな旗艦電動パワートレインを導入の画像拡大
 
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近年のベントレーを象徴するパワーユニットである6リッターW12型ツインターボエンジンが2024年夏にその役目を終える。ウルトラパフォーマンスハイブリッドはその後継に位置づけられており、ベントレーの新たなラインナップを確立し、電動ラグジュアリーカーとして世界最高のパフォーマンスを提供するという役割を引き継ぐことになる。

ウルトラパフォーマンスハイブリッドの核となるのは完全新設計をうたう「エレクトロチャージャー」搭載のV8エンジン。これに既存のハイブリッドシステムを組み合わせ、「フライングスパー スピード」などのW12エンジンを91PS以上も上回る750PS以上の最高出力を発生。広い回転域で4桁N・mのトルクを発生する一方で、電気のみでの航続可能距離は80km、WLTPモード計測によるCO2排出量は50g/km未満を実現したという。

ベントレーは数週間以内にウルトラパフォーマンスハイブリッドの詳細を発表するという。この電動パワートレインはベントレーの長期事業戦略「ビヨンド100」を推進する原動力であり、すべてのモデルラインナップにハイブリッドを設定するという目標を達成することになる。

(webCG)

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