メルセデスAMG GT63 4MATIC+ クーペ(前編)
2024.10.10 谷口信輝の新車試乗 “パフォーマンスラグジュアリーモデル”をコンセプトに掲げて登場した、新型「メルセデスAMG GT」。勝負の世界で同モデルのレーシングカーを駆る谷口信輝は、市販バージョンの仕上がりをどう評価する?プロだって気になる
今回、われらが谷口信輝に試乗してもらったのは、フルモデルチェンジを受けて2代目に生まれ変わったメルセデスAMG GTである。
新型で最も注目されるのは、パワートレインのレイアウトが見直された点にある。初代AMG GTはエンジンをフロント、ギアボックスをリアに積むトランスアクスル方式を採用していたが、新型はエンジンとギアボックスをともにフロントに搭載するコンベンショナルなフロントエンジンレイアウトに変更。これによって後車軸周辺に生まれたスペースを活用して2+2のシートレイアウトを可能としたことが、純粋な2シーターだった先代との最大の違い。また、駆動方式が従来の後輪駆動から四輪駆動に改められたのも、パワートレインのレイアウト変更により前後の重量配分が変わったことに対応するのが目的と考えられる。
なお、日本仕様の新型AMG GTは2シーターが標準で、2+2はオプションという位置づけ。そして今回はオプションを装着していない2シーター仕様を試乗車として用意した。
ちなみに、谷口がメルセデスAMG GTを駆ってSUPER GTに参戦していることはご存じのとおり。その意味でも、新型の登場は谷口にとって気になるところだろう。
いつものとおり箱根のワインディングロードでの試乗を終えた谷口に新型の印象を尋ねてみたところ、開口一番に飛び出したのは、こんなシンプルな言葉だった。
「サイコー!」
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