ハーレーダビッドソンが2025年モデルの「ブレイクアウト」「ローライダーST」を発表

2025.07.03 自動車ニュース 堀田 剛資
【webCG】もっと高く買い取ってもらえるかも? おすすめのバイク一括査定サイト5選
「ハーレーダビッドソン・ブレイクアウト」と元サッカー日本代表の内田篤人氏。
「ハーレーダビッドソン・ブレイクアウト」と元サッカー日本代表の内田篤人氏。拡大

ハーレーダビッドソン ジャパンは2025年7月3日、2025年モデルのラインナップにクルーザーファミリーの2機種「ブレイクアウト」「ローライダーST」を追加し、同日販売を開始した。

ブレイクアウト
ブレイクアウト拡大
 
ハーレーダビッドソンが2025年モデルの「ブレイクアウト」「ローライダーST」を発表の画像拡大
 
ハーレーダビッドソンが2025年モデルの「ブレイクアウト」「ローライダーST」を発表の画像拡大
 
ハーレーダビッドソンが2025年モデルの「ブレイクアウト」「ローライダーST」を発表の画像拡大
2025年モデル限定カラーの「ミッドナイトファイヤーストーム」。
2025年モデル限定カラーの「ミッドナイトファイヤーストーム」。拡大
ブラックトリムの「ローライダーST」。
ブラックトリムの「ローライダーST」。拡大
 
ハーレーダビッドソンが2025年モデルの「ブレイクアウト」「ローライダーST」を発表の画像拡大
 
ハーレーダビッドソンが2025年モデルの「ブレイクアウト」「ローライダーST」を発表の画像拡大
クロームトリムの「ローライダーST」。
クロームトリムの「ローライダーST」。拡大
 
ハーレーダビッドソンが2025年モデルの「ブレイクアウト」「ローライダーST」を発表の画像拡大
 
ハーレーダビッドソンが2025年モデルの「ブレイクアウト」「ローライダーST」を発表の画像拡大
ハーレーダビッドソン ジャパンの玉木一史社長(写真右)と、内田篤人氏(同左)によるトークショーの様子。
ハーレーダビッドソン ジャパンの玉木一史社長(写真右)と、内田篤人氏(同左)によるトークショーの様子。拡大
玉木一史社長(写真左)と、内田篤人氏(同右)。
玉木一史社長(写真左)と、内田篤人氏(同右)。拡大

日本でも人気の2機種が2025モデルにアップデート

ハーレーダビッドソン・ブレイクアウト/ローライダーSTは、同社のクルーザーモデルなかでも1、2を争う人気機種で、日本でも高い支持を得ているという。このうち、2012年に登場したブレイクアウトは、ロー&ロングなチョッパースタイルを特徴としており、リアには幅240mmの極太タイヤを装着。いっぽうのローライダーSTは2022年に登場したモデルで、1970年代からの歴史を持つローライダーをベースに動力性能を高めた、ファクトリーカスタムのスポーツツーリングモデルとされている。

ともに今回発表された2025年モデルでは、既出のクルーザーファミリーの2025年モデル(参照)と同じく、排気量1923ccのVツインエンジン「ミルウォーキーエイト117」を搭載。新しいリアショックを備えたソフテイルシャシーや、「ロード/レイン/スポーツ」の3つの設定を備えたライディングモードセレクター、4インチディスプレイ、USB Type-Cポートなどを採用している。

2025年モデル限定のカラー/グラフィックにも注目

個別に仕様を見ていくと、ブレイクアウトについては、ミルウォーキーエイト117のなかでも最高出力103HP、最大トルク168N・mの「Customエンジン」を採用。既存のモデルからフューエルタンクのペイントやグラフィックデザインも刷新しており、カラーバリエーションは「ビリヤードグレー」「ビビッドブラック」「ブリリアントレッド」「センターライン」(イエロー)の 4 種類に、2025 年モデル限定の特別ペイント/グラフィックの「ミッドナイトファイヤーストーム」を加えた、全5種類の展開となっている。

価格は以下のとおり。

  • ビリヤードグレー:345万1800円
  • ビビッドブラック:349万4700円
  • ブリリアントレッド:351万5600円
  • センターライン:350万9000円
  • ミッドナイトファイヤーストーム:373万7800円

クローム/ブラックの2種類のトリムを設定

いっぽうのローライダーSTは、同じミルウォーキーエイト117でも、最高出力114HP、最大トルク173N・mを発生する「HIGH OUTPUTエンジン」を搭載。西海岸スタイルのフェアリングと新たなオール LEDランプの採用もトピックで、またクロームトリムとブラックトリムの2種類の仕上げを用意することで、スタイリングのバリエーションを拡充している。

カラーリングは、ブラックトリム仕様が「ビリヤードグレー」「ビビッドブラック」「ブリリアントレッド」「アイアンホースメタリック」に、2025 年モデル限定の「ミッドナイトファイヤーストーム」を加えた5種類。クロームトリム仕様が「ビリヤードグレー」「ビビッドブラック」「ブルーバースト」の3種類となっている。

価格は以下のとおり。

【ブラックトリム】

  • ビリヤードグレー:327万5800円
  • ビビッドブラック:331万8700円
  • ブリリアントレッド:333万9600円
  • アイアンホースメタリック:333万9600円
  • ミッドナイトファイヤーストーム:356万1800円

【クロームトリム】

  • ビリヤードグレー:322万0800円
  • ビビッドブラック:326万3700円
  • ブルーバースト:328万4600円

元サッカー日本代表の内田篤人氏も登場

ハーレーダビッドソン ジャパンでは、ブレイクアウト/ローライダーSTの2025年モデル発表に合わせ、2025年7月4日~6日までの期間限定で、東京・六本木ヒルズにカフェ「HARLEY-DAVIDSON Café」をオープンするという。同店にて行われた7月3日の発表会には、ハーレーダビッドソン ジャパンの玉木一史社長に加え、元サッカー日本代表の内田篤人氏も参加し、トークショーが催された。

内田氏は2010年から2017年までドイツのサッカーリーグで活動しており、周囲にクルマやバイクを趣味に持つ人が多かったことや、アウトバーンを流すハーレーダビッドソンの姿を目にする機会があったことから、同社のモーターサイクルに興味を持ったという。

今回発表の2機種にも興味津々。ブレイクアウトを見ては「カッコいい」とつぶやくなど、特に同モデルを気に入った様子だったが、実はまだバイクの免許を持っていないとのこと。こちらも実は「免許を取ってまだ3カ月」という玉木社長からライダーズジャケットをプレゼントされると、「クルマはすでに後輩にゆずっていて、今は移動手段がない状態。バイクを迎える準備はできている」と語り、免許の取得とバイクの購入に意欲をみせていた。

(webCG)

関連キーワード:
ブレイクアウト, ローライダーST, ハーレーダビッドソン, バイク, クルーザー, 自動車ニュース