MINIジョンクーパーワークス コンバーチブル(前編)
2025.10.19 思考するドライバー 山野哲也の“目” レーシングドライバー山野哲也が「MINIジョンクーパーワークス(JCW)コンバーチブル」に試乗。小さなボディーにハイパワーエンジンを押し込み、オープンエアドライブも可能というクルマ好きのツボを押さえたぜいたくなモデルだ。箱根の山道での印象を聞いた。自分の意思を先読みされている!?
今回、レーシングドライバーの山野哲也がテストするのはMINI JCWコンバーチブル。ガソリン車のMINIクーパー コンバーチブルとしては「コンバーチブルC」(最高出力163PS)と「コンバーチブルS」(同204PS)、そしてJCWコンバーチブル(同231PS)と、“屋根開き”モデルの最上級にあたる。価格は585万円。
webCG:フルモデルチェンジを果たした4世代目のMINIは、内燃機関モデルとは別に、専用プラットフォームの電気自動車(BEV)版が用意されたことが話題になりました。ブランドを通して最もホットなJCWは、BEVでは3ドアハッチバックの「クーパーE」とクロスオーバーの「エースマン」に、内燃機関モデルでは、SUVの「カントリーマン」と3ドアハッチバックの「クーパー」、そしてクーパー コンバーチブルに設定されます。
山野:よくこのコンパクトなボディーに2リッター直4ターボを積んだな、というのが最初の感想です。
webCG:世の中的には、エンジンの小排気量化、3気筒化が、ひとつの潮流になっているなか……
山野:MINIの4気筒ターボは、パワーもトルクも十分以上。特に380N・mの最大トルクは1500rpmという低回転から発生するので、走りだしにパンチがあるし、走行中も非常に力強い。
webCG:ニューMINIは、トランスミッションが従来の8段ATからデュアルクラッチ式の7段AT(DCT)に変更されました。
山野:新しいDCTは素晴らしい出来栄えですね。デフォルトのドライブモード「コア」では、ギアチェンジが本当にスムーズ。そのうえシフトのタイミングが絶妙なので、まるで自分の意思を先読みされているかのようです。
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