キャデラックSRXクロスオーバー 発表

2010.08.26 自動車ニュース

キャデラックSRXクロスオーバーデビュー

ゼネラルモーターズ・アジア・パシフィック・ジャパンは2010年8月26日、「キャデラックSRXクロスオーバー」を発表。2010年12月に発売する。

■プレミアムクロスオーバーに

初代「SRX」は2003年のデトロイトショーで初公開され、日本では2003年10月に発売された中型のプレミアムSUV。今回発表された2代目は、SUVが持つ機能性に加え、ラクシャリーセダンに負けない快適な乗り心地とスポーティーな走行性能などを両立した、いわゆる「クロスオーバー」車に生まれ変わり、同時に「SRXクロスオーバー」と改称された。ワールドプレミアは2009年1月のデトロイトショーで行われ、ようやく日本上陸とあいなった。

新型のディメンションは、全長×全幅×全高=4855(−110)×1910(+60)×1690(+20)mm(カッコ内は従来型比)。ホイールベースは2810mmと先代より145mm短い。

「アート&サイエンス」というデザインフィロソフィーは初代より踏襲。現在のキャデラック車共通のアイデンティティである、大型のグリルもフロントに据えられる。
エクステリアの見どころはサイドビューで、特に低められた全高とクーペのようなルーフラインが目を引く。フロントフェンダーからテールランプに向かって伸びる、キャラクターラインも特徴的だ。

インテリアは、シートをはじめダッシュパネルやドアトリムにレザーを用い、さらに各所にウッドとアルミが配される、上質感漂うもの。ダッシュボード中央のセンタースタックは、フロントグリルの形状がモチーフにされているという。先代で好評だった開放感あふれるウルトラビュー電動サンルーフも標準装備。リアゲートは高さ調整メモリー機能を備えたパワーリフトゲートが採用された。
なお、従来型は3列シート車もラインナップされていたが、今作では2列シートの5人乗りのみ。

■新たな4WDシステムを採用

先代は「CTS」「STS」と同様に「シグマアーキテクチャー」プラットフォームを採用していたため後輪駆動ベースであったが、新型は前輪駆動ベースとなり、4WDシステムも新たなものが採り入れられた。
ハルデックス社製の湿式マルチプレートクラッチユニットを介し、走行状況に応じて前後駆動力配分を100:0〜0:100に変更。後輪車軸には電子制御リミテッドスリップデフ(eLSD)が備わり、必要に応じて左右輪への駆動力配分が行われる。

サスペンション形式は従来型から変更され、前マクファーソンストラット/後マルチリンクとなった。上級グレードにはスポーツサスペンションと電子制御リアルタイムダンピングショックアブソーバーも採用される。

日本仕様のエンジンは、「CTS」にも搭載される直噴の3リッターV6のみ。最高出力269psと最大トルク30.8kgmを発生する。組み合わされるトランスミッションはマニュアルモード付きのトルコン式6段オートマチック。
レギュラーガソリン対応であることもセリングポイントで、カタログ燃費はJC08モードで6.7km/リッターと記される。

デュアルステージとなるフロントエアバッグのほか、サイド/ヘッドカーテンエアバッグなど安全装備も充実。トラクションコントロールに加え、横滑り防止装置の「スタビリトラック」も標準装備される。快適装備として、ポップアップスクリーンのHDDナビゲーションシステムや10スピーカーのBOSEサラウンドサウンドシステムなども与えられる。

グレードは、18インチホイール装着のベーシックグレード「ラグジュアリー」と、20インチホイールやリアシートヒーター、パッシブエントリーシステムなどを採用する上級グレード「プレミアム」の2種。価格は549.0万円と599.0万円で、左ハンドルのみが販売される。

(webCG 本諏訪)

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