目覚めると即、猛獣
分かってはいても、身構えていても、“ギャイーン”とV8ツインターボがかかった瞬間はドキッとしてしまう。そのさく裂感はいかにもランボルギーニながら、これほど豹変(ひょうへん)するハイブリッドも珍しい。モーターによるほぼ無音の電動走行は、新型V8エンジンを劇的に演出するための仕掛けではないのかと勘繰りたくなるほどだ。
最も成功したランボルギーニといわれる「ウラカン」の後を受けて、2024年の夏にモントレーでお披露目されたテメラリオは、皆さんご存じのとおり、ランボルギーニの新世代プラグインハイブリッド車(PHEV)の第3弾である。あのランボルギーニが、いつの間にかラインナップをすべてモーター付きに一新しているのだから、やはり世の中の変化は速い。
そもそも意外と言っては失礼ながら、テメラリオは想像していたよりもずっと快適というか居心地がいい。まず先代にあたるウラカンに比べボディーがひと回り大きくなったことで室内が広くなり(全高も40mmほど高くなった)、窮屈さを感じないことに加え、ガラスエリアが拡大されたおかげで視界も思った以上に良好でルーミーだ。さらに乗り心地もフラットで決してスパルタンではない。1万回転まで回るという新型V8ツインターボに目を奪われがちだが、それ以前にテメラリオは現代的に洗練されているのだ。
「ランボルギーニ・テメラリオ」は「ウラカン」の後継として“ベイビーランボ”を担当するミドシップスーパーカーだ。国内での価格は公表されていない。
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ボディーサイズは全長×全幅×全高=4706×1996×1201mm。「ウラカン」よりもボディーの全長が140mmほど伸びたほか、全高も40mmほど高くなっている。
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切れ長の薄いヘッドランプが新世代ランボルギーニの象徴。デイタイムランニングライトの六角形は内装も含めた随所に繰り返し使われている。
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リアコンビランプにはランボルギーニのミドシップスーパーカーの祖である「カウンタック」の面影が宿る。リアタイヤは下半分がむき出しのため、後ろを走る際には十分に注意したい。
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