■【コレはゼッタイ!】ダイハツ・バスケットシンプルなのにいろいろ使える
なにかと気合の入った展示物が多いモーターショー会場でハッとさせられたのは、意外なことに、シンプルなダイハツの1台だった。
世界中の自動車メーカーはいま、中国市場にご執心。デザインはすべて中国のユーザーの好みに合わせている。だから中国の路上で見るドイツ車はもとより、日本車のほとんども、実にしっくりと中国の風景に溶け込んでいる。と、私の目には見える。妙にくねったライン、炎や竜を思わせるヒラヒラとした末端の処理、ガキガキと統一感のない角度でえぐり取られた面……などなど。
別に中国を悪く言うつもりはないし、最初のころには確かに今までとは違う造形に新鮮味も感じた。けれどもこう似通ったスタイリングが氾濫してくると、もういい加減にしてくれと飽きてきたことも事実だ。
そんな時、この「バスケット」のコンパスと定規で描いたようなシンプルな造形を見るとホッとする。私にとってこのダイハツ・バスケットは、今年の東京モーターショーに出展されたクルマのなかで、一番好ましくみえる。
内装は一世代前の「フィアット・パンダ」的で、簡素ななかにも座って快適そうな雰囲気が満ちている。2シーターピックアップトラックとして使えば“実用的なスポーツカー”であるし、必要とあれば4人乗れるレイアウトも便利である。オープンにもなることからレジャーカーとしても使え、ハッチバックやワゴン以上に使い途は多様で、楽しさが溢れている。
一見したところ4WDのようであるし、これでMTがあれば、個人的に欲しいと思う。
(文=笹目二朗)
-
NEW
2つの工場が持つ性質の違いは何のため? ダイハツが誇る九州の製造拠点を見学
2026.7.29デイリーコラムダイハツといえば大阪……というイメージが強いが、実は全体の50%、軽自動車では77%を生産しているのは九州の大分(中津)工場だ。この一大拠点における最新の取り組みや、ダイハツが推し進める「メイドイン九州」プロジェクトについて紹介する。 -
NEW
ポルシェ・マカンGTS(4WD)【試乗記】
2026.7.29試乗記ポルシェの擁する電動のハイパフォーマンスSUV「マカン エレクトリック」に、さらに走りを磨いた「GTS」が登場。エンジンを積まない電気自動車でも、ポルシェならでは、GTSシリーズならではの走りは楽しめるものなのか? 雨のなかの試乗を通して確かめた。 -
NEW
第122回:新型「日産キックス」とゆかいな仲間たち(前編) ―すべては計画どおり!? 物議をかもすフロントデザインの正否―
2026.7.29カーデザイン曼荼羅日産が満を持して日本に導入した、コンパクトSUVの新型「キックス」。失敗が許されない量販車種だけにデザインはコンサバかと思いきや、実際にはかなり強烈な“顔”の持ち主だった。物議をかもすその容貌は確信犯の所業か? カーデザインの識者と考えた。 -
NEW
写真で解説する軽規格の電気自動車「BYDラッコ」
2026.7.28画像・写真「BYDラッコ」は、100%電動の軽スーパーハイトワゴン。海外の自動車メーカーで初となる日本の軽規格にあわせた専用設計のBEVで、軽自動車では世界初のSDVとしても注目される。このラッコの内外装や発表イベントの様子を、写真で詳しく紹介する。 -
NEW
「クムホ・エクスタ スポーツ」の実力をビーナスラインで解き放つ
2026.7.28クムホの基軸スポーツタイヤが「PS71」から「PS72」へ<AD>クムホの人気スポーツタイヤ「エクスタPS71」が「PS72」へと進化。ドライ&ウエットのグリップ力やハンドリング性能、耐摩耗性などで全方位的な進化を遂げたほか、新たに「エクスタ スポーツ」「エクスタ スポーツS」の名称が与えられた。よりストリート向けの前者を「アルピーヌA110」で試した。 -
モノとして優秀でも採用・搭載されなかった装備はあるか?
2026.7.28あの多田哲哉のクルマQ&Aいいといわれた自動車の機能や装備のなかで、「開発中にボツになってしまい、結局世に出なかったもの」はあるのだろうか? トヨタでさまざまなクルマを開発してきた多田哲哉さんに聞いてみた。