■1999-2000 トヨタ・ヴィッツ/プラッツ/ファンカーゴ
■トヨタ・ヴィッツ
欧州車のセグメントAに属するコンパクトカーだが、背の高さも相まってクラスの標準を超えた居住空間を持つ。このヴィッツの登場により、長らくカローラが君臨したトヨタ社内、および小型車の国内販売台数No.1の座は遂に譲られることになる。
また、フランス工場で生産されるヴィッツは「ヤリス」と名付けられ、欧州マーケットでも大ヒット作となると同時に、欧州デビュー年にはカー・オブ・ザ・イヤーを受賞。日本カー・オブ・ザ・イヤーの受賞と併せてダブルタイトルを獲得した。
■トヨタ・プラッツ
ヴィッツに遅れること約7カ月、1999年8月にデビューした4ドアサルーン版がプラッツである。
フロントマスクとリアエンドのデザインは異なるが、ボディは独立したトランクルームを除けばほとんどヴィッツと共用、ホイールベース、全幅、全高のサイズもまったく同一である。トランクルームにより全長のみは535mm延長、サイズを考えれば広大なラゲッジスペースを獲得している。
駆動方式はFF、ないしはそれをベースとするフルタイム4WD。フロントに横置きされ、前輪、ないしは4輪を駆動するエンジンは、すべてヴィッツと共用の1000cc(70ps)、1300cc(88ps)、1500cc(110ps)が選択される。トランスミッションは5段MTと、電子制御4段ATが選択可能。
■トヨタ・ファンカーゴ
1999年8月にデビューしたファンカーゴは、ヴィッツ・ファミリーの一角を担う多目的ワゴン。ヴィッツとプラットフォームは共用するが、低くフラットなフロアと、前席下に収納できるリアシートによって実現した広大なラゲッジスペースが最大のセリングポイント。
駆動方式はFF、またはそれをベースとするフルタイム4WD。フロントに横置きされて前輪ないしは4輪を駆動するエンジンは、ヴィッツの上級モデルと共用の直列4気筒DOHC16バルブで、FFモデルには1300cc(88ps)と1500cc(110ps)の2種、4WDモデルには1500cc(105ps)が搭載される。
いずれのエンジンも、トランスミッションはコンベンショナルな4段ATのみが組み合わされるが、最上級モデルのGには、ステアリング上のスイッチでマニュアル変速が可能な「ステアマチック」が奢られる。
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