ハイブリッド技術展示が熱い!〜人とくるまのテクノロジー展2009
2009.05.20 自動車ニュースハイブリッド技術展示が熱い!〜人とくるまのテクノロジー展2009
2009年5月20日、神奈川県パシフィコ横浜で、毎年恒例の「人とくるまのテクノロジー展2009」が幕を開けた。
自動車メーカーをはじめ、部品メーカー、材料メーカー、計測・解析機器メーカーなどが最新の自動車技術を展示する「人とクルマのテクノロジー展」。ここ数年は毎年拡大傾向にあったが、18回目を迎えた今回は、やはり自動車不況の影響であろう、前回より開催規模が縮小していた。出展者数320社・735小間という数字を、過去最高だった前回の392社・982小間と比較すると、2割以上減少したことになる。
とはいうものの、もともと装飾的な要素には乏しい真面目な技術展であるせいか、会場を歩いていて前回より展示が寂しくなったとか、来場者が減っているような印象は受けなかった。
出展内容についていえば、時代を反映してここ数年来環境関連の技術展示が多かったが、今年はさらに比重を増していた。なかでも目立っていたのは、2代目「ホンダ・インサイト」と、3代目「トヨタ・プリウス」の登場によって、メディアにおける扱いが過熱気味と思える、ハイブリッド車に関する技術。自動車メーカー、部品メーカー、そして電機メーカーが、それぞれ関連技術を展示していた。
この「人とくるまのテクノロジー展2009」は、5月22日まで開催されている。開場時間は10時から17時まで、会場で参加登録をすれば、入場は無料。詳しくは公式サイト(http://www.jsae.or.jp)を参照のこと。
(文と写真=田沼 哲)
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