スバル、2012年のモータースポーツに気合十分【東京オートサロン2012】
2012.01.13 自動車ニュース【東京オートサロン2012】スバル、2012年のモータースポーツに気合十分
富士重工業は、2012年1月13日に開幕したカスタマイズカーの祭典「東京オートサロン2012 with NAPAC」に、新型「スバル・インプレッサ」をベースとするコンセプトモデルや、レーシングカーを出展した。
■新たな挑戦と連覇に向けて
最も目立つひな壇に新旧SUPER GT参戦車両を展示し、全体的にモータースポーツへの積極的な取り組みをアピールしたスバル。プレスカンファレンスは、出展車両を紹介するのではなく、STI(スバル・テクニカ・インターナショナル)の今季モータースポーツ活動の概要を発表するなかで、その参戦車両を紹介するかたちをとった。
同社は今季、「BRZ GT300」でSUPER GTのGT300クラスに参戦する。これまでの「レガシィB4 GT300」からボクサー・ターボ・エンジンを移植。市販型「BRZ」と同じFRレイアウトを採用。ドライバーは山野哲也と佐々木孝太だ。ラリーでは、昨年に引き続き、IRC(インターコンチネンタル・ラリー・チャレンジ)にスバルとしてマニュファクチャラー登録をする。このカテゴリーでは、昨季「インプレッサWRX STI グループR4」を駆りタイトルを獲得した新井敏弘が連覇に挑む。
STIが2008年から出場しているニュルブルクリンク24時間耐久レース(会期:2012年5月17-20日)には、昨年クラス優勝を果たした車両をベースに「S206」の技術を新たに盛り込んだ「インプレッサ」で参戦。車両開発およびチーム監督は辰巳英治。ドライバーは吉田寿博、佐々木孝太、マルセル・エンゲルス、カルロ・バンダムの4名が予定されている。
このほか、市販型「BRZ」のカスタマイズ提案として、カーボンパーツを多用した「STIコンセプト」とプローバが開発した「PROVA BLACK EDITION」もお披露目された。
(文=塩見智)
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