8年ぶり、新型「ランチア・デルタ」復活!【ジュネーブショー08】
2008.02.06 自動車ニュース【ジュネーブショー08】8年ぶり、新型「ランチア・デルタ」復活!
2008年3月6日から16日まで開催されるジュネーブショーで、新型「ランチア・デルタ」が発表される。
「Delta」の名称は、2代目デルタが2000年をもってカタログから消えて以来、8年ぶりの復活である。
新型のデザインは、チェントロスティーレ・ランチアによる。ベースとなったのは、2006年秋のヴェネツィア映画祭で発表された「ランチア・デルタHPE」だ。
フロアパンは2007年に発表された「フィアット・ブラーヴォ」のものが流用される。
ボディサイズは全長4500mm×全幅1800mm×全高1500mmで、ホイールベースは2700mmという。全長3800mmだった初代からすると、名前こそ同じものの全く別のクラスといえる。
エンジンはガソリン/ディーゼルともターボで、「120馬力から200馬力までが用意される」というのが現時点におけるすべての情報だ。
トランスミッションは、マニュアル、シーケンシャルATとも6段である。
ランチアとしては2004年の「ムーザ」以降、4年ぶりのニューモデル。各国のランチアディーラーとしては、1日も早く話題づくりに欲しいところだろう。だがフィアットの“流儀”で発売は、年中盤以降となるというから、欧州の街で見かけるようになるのはヴァカンス後と思われる。
ちなみに、ランチアのオリヴィエ・フランソワCEOが昨年筆者に語ったところによれば、この新型デルタを日本市場再進出の足がかりにするというが、詳細はまだ不明だ。
(文=大矢アキオ Akio Lorenzo OYA/写真=Fiat Group Automobiles)
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