新型「キャデラックCTS」発表、トレッド拡大でさらにスポーティに

2007.10.23 自動車ニュース

新型「キャデラックCTS」発表、トレッド拡大でさらにスポーティに

ゼネラルモーターズ・アジア・パシフィック・ジャパンは、キャデラックブランドのスポーティミディアムセダン「CTS」をフルモデルチェンジ。2007年10月22日に発表した。発売は2008年1月からの予定。

■パネル接合にこだわり

“アート&サイエンス”をデザインの旗印とした新世代キャデラックの第一弾が、2001年夏にリリースしたFRセダン「CTS」。およそ6年ぶりのフルモデルチェンジとなる2代目は、より大胆なデザインをまとって登場した。

ディメンションは全長×全幅×全高=4870(+20)×1850(+55)×1470(+10)mm(カッコ内は先代比)となり、若干のサイズアップを果たした。ホイールベースは2880mmと変更なし。

バンパー下にまで面積を広められたフロントグリルが与えられた新型は、ワイドトレッドを強調する張り出した前後フェンダーやフロントフェンダー上のサイドエアベントなどがスポーティさを強調する。
このボディはパネルの接合にもこだわりがあり、一種の接着工法を用いることでスポット溶接よりも高剛性で軽量なものであるという。

インテリアはレザーで覆われたダッシュパネルをはじめ、多くをハンドクラフトによるものとした。木目とアルミパネルも効果的に用いられ、高級感とスポーティさを融合させたと謳われる。

■76psパワーアップで燃費は従来同等

プラットフォームは基本的に先代のものを踏襲するが、新エンジンの搭載やトランスミッションの多段化などが行われた。

エンジンには先代と同排気量ながらも、直噴化された3.6リッターV6エンジンを新たに採用。最高出力331ps/6400rpmと最大トルク38.1kgm/5200rpmは、従来型より76psと3.4kgmの上乗せとなる。出力の向上を得ながらも、従来同等の燃費性能とよりクリーンな環境性能を得たところはアピールポイント。
なお、従来モデルでも採用された2.8リッターV6(214ps、25.1kgm)は継続してラインナップする。どちらのエンジンも組み合わせられるのは、6段のマニュアルモード付きオートマチックトランスミッションとなる。

サスペンション形式は、前ダブルウィッシュボーン/後マルチリンクと変わらず。トレッドの拡大(前+50mm、後+55mm)をはじめ、サスペンションジオメトリーの見直し、Vシリーズからのコンポーネント流用などで、ファインチューンが施される。
3.6リッターモデルには、さらにスポーティな味付けのパフォーマンスサスペンションが備わり、ブレーキも強力なものに変更、LSDまで装着される。

■ポップアップ式のカーナビを搭載

エンジンの違いによる2グレード展開のCTSは、走りの装備以外はほぼ共通。

安全装備として運転席・助手席エアバッグはもちろん、サイド/カーテンシールドエアバッグや、コーナリング時に進行方向を照らすアダプティブ・フォワード・ライティング・システムも標準採用。
iPodなどへの接続端子を持つHDDオーディオは、BOSEの10スピーカー5.1chサラウンドサウンドシステムと組み合わせられる。ポップアップで出現するカーナビは、操作性の良さもアピールされ、タッチパネルのほか音声入力も可能だ。

価格は2.8リッターが495.0万円、3.6リッターは620.0万円。ハンドル位置は左のみになる。

(webCG 本諏訪)


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