アルファ・スポーツワゴン2.0TSセレスピード(5MT)/BMW318iツーリング(4AT)【ライバル車はコレ】
スポーツワゴン、ライバル車対決<その1> 2000.08.07 試乗記 豊富な内容を誇るweb CG 新車データベースのなかの人気企画「ライバル車はコレ」。自動車ジャーナリスト、河村康彦が、BMW318iツーリングのライバルとしての、アルファ・スポーツワゴン2.0TSセレスピードを語る。BMW318iツーリング(393.0万円)のライバルは?
BMW...といえば、名前自体がスポーティな雰囲気をまとう稀有なブランド。やはり量産車メーカーでありながら、同じようなイメージの持ち主がある。「アルファロメオ」がそれだ。両者がリリースするモデルは、たとえステーションワゴンであろうとも、“走りの楽しさ”が最大の売り物。スポーティさを意識したスタイリングも、共通項のひとつだ。というわけでチョイスしたのがコレ。
こんな車だ!アルファ・スポーツワゴン2.0TSセレスピード(391.0万円)
ボディ全長をウエッジ状に貫くベルトラインに、軽くドロップした長いルーフ。そしてルーフ後端部分にまで回りこんだ小さなテールゲート...と、これまでのワゴンたちに挑戦するかのような意欲的スタイルの持ち主がアルファ・スポーツワゴン。このクルマを目のあたりにすると、スポーティワゴンの代名詞であったBMW3ツーリングですら「普通」に見えてしまう。
ここまで“遊んだ”ワゴンだけに、当然、ラゲッジスペースは大きいとは言えない。けれども、「そういうコト言う人は他に行ってくれ!」といわんばかりの潔さがまた、いかにもアルファらしい。率直なところ、理詰めに判定をすると、「走り」??特にフットワーク??の実力はBMWの方が上。が、スポーツワゴン2.0TSは、かのフェラーリがF1用に開発した2ペダル式MT「セレスピード」を採用するなど、「とことん楽しんでもらおう!」というホスピタリティ精神に溢れる。それを汲み取ってあげたい。
(河村康彦/写真(下)=web CG 佐藤)
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河村 康彦
フリーランサー。大学で機械工学を学び、自動車関連出版社に新卒で入社。老舗の自動車専門誌編集部に在籍するも約3年でフリーランスへと転身し、気がつけばそろそろ40年というキャリアを迎える。日々アップデートされる自動車技術に関して深い造詣と興味を持つ。現在の愛車は2013年式「ポルシェ・ケイマンS」と2008年式「スマート・フォーツー」。2001年から16年以上もの間、ドイツでフォルクスワーゲン・ルポGTIを所有し、欧州での取材の足として10万km以上のマイレージを刻んだ。
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