第326回:サーキットを攻める姿にパッションが表れる!
「ルノー・スポール ジャンボリー2015」をリポート
2015.11.11
エディターから一言
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2015年11月7日、富士スピードウェイで「第7回 ルノー・スポール ジャンボリー2015」が開催された。当日は晩秋の11月とはいえ、晴天に恵まれ、爽やかなイベント日和となった。
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津々浦々から250台のルノーが集合
この日の富士スピードウェイでは「オートカーフェスティバル2015」が開催されており、「第7回 ルノー・スポール ジャンボリー2015」は、その併催イベントという立場だ。同じように「アストンマーティン トラックエクスペリエンス」もこの日に開催されており、サーキット本コースをさまざまなクルマが疾走するにぎやかな一日となった。
会場に集まったルノー車は約250台。ナンバーを見て回れば、関東圏だけでなく、関西、中国エリア、九州からの参加者もいるようだ。そんな熱心なルノーオーナーを前に、イベントは10時にルノー・ジャポンの大極 司社長によるあいさつでスタートした。
「一年の間に、何回かサーキットに来ますけれど、そこのゲートをくぐるたびに、本当にワクワクしてきます。僕の場合、ワクワクというよりもムズムズするんですね。このムズムズ感がパッションじゃないかなと思います。私どもルノー・ジャポンは、みなさまのパッションを支え、パッションのある楽しい生活をいっしょにやっていきたいというモットーでやっています。このムズムズ感を僕は絶対に忘れないように、これからもいろいろなイベントやムズムズするようなクルマをどんどん入れていきたいと思っています」
その後はメインステージでの集合写真撮影が行われ、続いてトークショーに。ゲストとして登場したのは、フランスのルノー・スポール社からやってきたインターナショナル・マーケティング・マネージャーのジャン・カルカ氏、クリオR3Tヨーロピアントロフィーで活躍中のラリードライバーであるエマニエル・ギグ選手、ヨーロッパでフォーミュラ・ルノー2.0ユーロカップとNECシリーズに参戦中の笹原右京選手の3人であった。トークショーでは、フォーミュラやラリーにおけるルノー車の走りやコーナリングに対する考え方、レースでのセッティングなどが語られた。そして、トークショーの最後には、サーキット走行での同乗走行権をかけたジャンケン大会を実施。ジャンケンを行ったカルカ氏は、この日のためにジャンケンを覚えてきたという。
バラエティー豊かなルノーが富士の本コースを疾走
トークショーを終え、一段落した後に行われるのが11時20分からの「オール・ルノー・ラン」だ。コースインを待つ約50台もの車列には、「ルーテシア ルノースポール(R.S.)」をはじめ「メガーヌR.S.」や「トゥインゴR.S.」といったスポーティーモデルにまじって「カングー」の姿もチラホラ。パレードランならではの眺めだろう。
12時をまわると、ジャンケン大会で権利を得た参加者による同乗体験走行が開始される。エマニエル・ギグ選手や笹原右京選手のドライブするルノー車に乗ってのサーキット走行だ。大人だけでなく、子どもも交じっての興奮のひとときとなった。
13時からは、ルノー・スポール・トロフィーの時間だ。スポーツモデル限定の走行会であり、2枠合計で約80台のマシンがエントリー。最新のルーテシアR.S.やメガーヌR.S.ばかりでなく、1960~70年代に活躍した「アルピーヌA110」や80年代の「5(サンク)ターボ2」なども交じる。クルマは古くとも、その走りの真剣度は現行モデルと遜色なし。ルノーのスポーツモデルの歴史を感じさせる走行だった。ちなみに、トップクラスのマシンは2分4秒台のタイムを記録していた。
走行会が中心のイベントであったが、メインステージの前にはルノーのオフィシャルグッズやオリジナルアルミホイール、静岡の名産品などを販売するブースやフードカーなどが並び、また最新モデルの「ルノー・ルーテシアR.S.トロフィー」の展示も行われており、思い思いにブースを巡り、ゆったりとイベントを楽しむ参加者の姿も見ることができた。
14時のクロージングにはエマニエル・ギグ選手が再び登場し、「皆さんに会えてうれしいです。本当に情熱を感じる一日でした。また、呼んでいただければ、来年も喜んで、このジャンボリーに参加したいと思っています。本当に今日はありがとうございました」とあいさつ。そして、最後の最後にまたジャンケン大会が行われ、協賛社などによるプレゼントが配られた。
(文と写真=鈴木ケンイチ)

鈴木 ケンイチ
1966年9月15日生まれ。茨城県出身。国学院大学卒。大学卒業後に一般誌/女性誌/PR誌/書籍を制作する編集プロダクションに勤務。28歳で独立。徐々に自動車関連のフィールドへ。2003年にJAF公式戦ワンメイクレース(マツダ・ロードスター・パーティレース)に参戦。新車紹介から人物取材、メカニカルなレポートまで幅広く対応。見えにくい、エンジニアリングやコンセプト、魅力などを“分かりやすく”“深く”説明することをモットーにする。
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