ジープ・ラングラー アンリミテッド スポーツ(前編)
2019.03.21 谷口信輝の新車試乗 2018年末から国内販売が始まった、最新の「ジープ・ラングラー アンリミテッド」。はやりのSUVとはちょっと違った“本格オフローダー”に対する、レーシングドライバー谷口信輝の印象は?注目が集まる最新ジープ
大雨のなか、恒例のJAIA試乗会場で谷口信輝に乗ってもらったのはジープ・ラングラー アンリミテッド スポーツ。いまから80年近くも前に誕生した元祖“ウィリス・ジープ”の血筋を最も色濃く受け継いでいるのがこのラングラーで、アンリミテッドはそのロングホイール版だ。
そしてラングラー アンリミテッド スポーツは新開発の2リッター4気筒ターボエンジンを搭載しているのだが、この新エンジンは、先代からキャリーオーバーされる3.6リッターV6エンジンに最高出力では12ps劣っても最大トルクでは53Nm上回るというユニークな存在。しかも、V6を積むアンリミテッド サハラ ローンチエディションよりも30万円ほど価格が安いこともあって、今後ラングラーシリーズの大黒柱になることが期待されている注目のモデルなのだ。
それにしてもレーシングドライバーの谷口と本格クロカンのジープ・ラングラーはいかにも接点がなさそうに思える。これまでにジープに触れたことがあるのか、谷口に尋ねてみた。
「この新型じゃなくて先代ですけど、SUPER GTでコンビを組んでいる片岡龍也選手が持っていたので、一度ツインリンクもてぎから水戸駅まで後部座席に乗せてもらったことがあります」
ほほー、それは興味深い。で、そのときの印象はどうだったのか?
「なんともまあ、乗り心地の悪いリアシートだと思いました(笑)」
やはり、そうか。
「だって、もうシートバックがほとんど直立しているじゃないですか。クッションも決して厚くはないし。だから、ジープの後席はもういいかなと思っています」
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