BMW M4クーペ コンペティション(前編)
2021.08.22 思考するドライバー 山野哲也の“目” レーシングドライバー山野哲也が「BMW M4コンペティション」に試乗。プロフェッショナルに「心してドライブする必要がある」とまで言わしめる、ハイパワーFRスポーツカーの仕上がりやいかに!?限界を極めている
「行くところまで行ってしまったのではないでしょうか」
こう語るのはレーシングドライバーの山野哲也だ。BMW M4クーペ コンペティションのステアリングホイールを握っている。
「FR(フロントエンジン・リアドライブ)のクルマでこれ以上速くするのは無理! と、そんな領域に達していると思います」
webCG:もちろんBMWもソコは理解していて、追って4WDモデルが投入される予定です。
BMW M4は3リッター直列6気筒ターボエンジンを搭載したスポーツクーペ。“ノーマル”の「M4クーペ」で最高出力480PS/6250rpm、最大トルク550N・m/2650-6130rpmを、ストレート6のチューンを高めたコンペティションでは、最高出力510PS/6250rpm、最大トルク650N・m/2750-5500rpmを得るハイスペックマシンだ。組み合わされるトランスミッションは、M4が6段MT、コンペティションモデルが8段ATとなる。試乗車のベース価格は1348万円。
山野:FRの限界を極めた。言い換えるとボディー剛性をはじめ、タイヤやサスペンション、ブレーキと、メカニカルグリップを最大限に引き出す努力をしています。
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