ホンダが新型「アコード」を先行公開 2024年春に発売予定

2023.09.21 自動車ニュース webCG 編集部
【webCG】クルマを高く手軽に売りたいですか? 車一括査定サービスのおすすめランキングを紹介!
ホンダ・アコード
ホンダ・アコード拡大

本田技研工業は2023年9月21日、2024年春に発売予定の新型「アコード」に関する情報を同社のホームページで先行公開した。発売に先がけ、2023年12月に先行予約の受け付けを開始する予定だ。

◆関連記事:リニアな発進と加速感にこだわりました ホンダ・アコード【開発者インタビュー】
◆ギャラリー:新型「ホンダ・アコード」を写真で詳しく紹介(84枚)

2023年9月21日に公開された新型「ホンダ・アコード」。初代モデルから数えて11代目にあたり、2024年春に正式発表される予定だ。
2023年9月21日に公開された新型「ホンダ・アコード」。初代モデルから数えて11代目にあたり、2024年春に正式発表される予定だ。拡大
水平基調のデザインや統一感のあるコーディネートで上質に仕上げたという「アコード」のインテリア。バイザーレス仕様の10.2インチ液晶メーターと、センターコンソール中央に置かれた12.3インチのホンダコネクトディスプレイが目を引く。
水平基調のデザインや統一感のあるコーディネートで上質に仕上げたという「アコード」のインテリア。バイザーレス仕様の10.2インチ液晶メーターと、センターコンソール中央に置かれた12.3インチのホンダコネクトディスプレイが目を引く。拡大
「ホンダコネクトディスプレイ」に、1つのダイヤルで複数の機能が操作できる「セレクションダイヤル」のコマンド選択画面を表示した様子。
「ホンダコネクトディスプレイ」に、1つのダイヤルで複数の機能が操作できる「セレクションダイヤル」のコマンド選択画面を表示した様子。拡大
新型「アコード」では、2リッター直4直噴エンジンに2モーター内蔵のCVTを組み合わせたハイブリッドパワートレインのみをラインナップ。モーターは従来型の同軸モーターから平行軸モーターに変更されている。
新型「アコード」では、2リッター直4直噴エンジンに2モーター内蔵のCVTを組み合わせたハイブリッドパワートレインのみをラインナップ。モーターは従来型の同軸モーターから平行軸モーターに変更されている。拡大
北米で販売される新型「アコード」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4970×1862×1450mm、ホイールベースは2830mm。現行型よりも前後オーバーハングが約70mm伸ばされている。(寸法はインチをmmに換算)
北米で販売される新型「アコード」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4970×1862×1450mm、ホイールベースは2830mm。現行型よりも前後オーバーハングが約70mm伸ばされている。(寸法はインチをmmに換算)拡大

11代目となる新型ホンダ・アコードは、より進化した2モーター式ハイブリッドに加えて、最新のコネクティビティーとインフォテインメントシステム、安全運転支援技術を搭載。新世代のミッドサイズセダンとして、すでに北米や中国などで販売されている。

ホンダは新型アコードの開発にあたり、「Driven by My ACCORD」をグランドコンセプトに掲げた。エクステリアデザインではロー&ワイドなプロポーションを踏襲し、力強いノーズとのびやかで流麗なフォルムを採用。フルLEDの薄型ヘッドランプや横一文字のリアコンビランプでワイド感を強調したと紹介される。

インテリアについては水平基調のデザインや統一感のあるコーディネート、手に触れやすい部分にソフト素材を用いて上質な仕上げを行い、心地よくくつろげる室内空間を提供。マルチカラーのアンビエントライトも標準装備し、7色から任意に選択できるようになっている。

12.3インチのホンダコネクトディスプレイとバイザーレス仕様の10.2インチ液晶メーター、11.5インチ相当のヘッドアップディスプレイを搭載し、使いやすさと見やすさを向上させたインターフェイスとしたほか、1つのダイヤルで複数の機能が操作できる「セレクションダイヤル」を国内のホンダ車として初めて採用している。

GoogleアシスタントやGoogleマップ、Google Playなどが車内で利用できる車載向けコネクテッドサービス「Googleビルトイン」の搭載もホンダ車では初となる。

パワートレインは2リッター直4エンジンと高出力モーターを組み合わせた2モーター式ハイブリッドのみの設定で、従来の同軸モーターに代わり、平行軸モーターが新たに採用されている。最大トルクを大きく向上させながら優れた静粛性を実現し、「e:HEV」の上質で爽快な走りに磨きをかけたという。

最新の全方位安全運転支援システム「ホンダセンシング360」が搭載されるのも同車のトピックである。約100度の有効水平画角を持つフロントセンターカメラと、フロントレーダーをはじめとする計5台のミリ波レーダーを装備することによって、360度センシングを実現。従来の「ホンダセンシング」の機能に前方交差点車両警報、車線変更時衝突抑制機能、車線変更支援機能が加わっている。さらに2025年には、ハンズオフ機能が追加された進化版ホンダセンシング360の搭載も予定されている。

(webCG)

関連キーワード:
アコード, ホンダ, 自動車ニュース