【ニュース】ビッグマイナーチェンジを受けた「ルノー・キャプチャー」の全情報!
ますますモダンに リーズナブルに 2024.07.26 アウトビルトジャパン ルノーの売れっ子SUV「キャプチャー」が、モデルライフ半ばの商品改良を受けた。一体どのような進化を遂げたのか、フルハイブリッドモデルに試乗した印象と合わせてお伝えしよう。※この記事は「AUTO BILD JAPAN Web」より転載したものです。
ハイブリッドは500万円超え
ルノー・キャプチャーは、2013年半ば、「モデュス」に取って代わったモデルだ。小型SUVの2代目は2019年から販売されており、約5年後の2024年にフェイスリフトの時期を迎えた。欧州では、すでに発売されている。
このフランスのメーカーは、SUVが安くなると約束していた。それは事実だが、フェイスリフトしたキャプチャーの場合は、2024年の初めに2600ユーロ(約44万円)の値引きが実施された「ルノー・アルカナ」ほどではなく、安くなったのは750ユーロ(約12万円)だった。フェイスリフト前のモデルは2万3700ユーロ(約402万円)から価格リストにあったが、新しいエントリーレベルのバージョンは、2万2950ユーロ(約390万円)からとなる。
あなたがLPG仕様を望む場合は、さらに数百ユーロ(つまり数万円)を追加する必要がある。 車両価格は2万3550ユーロ(約400万円)。このパワートレインは現在、エントリーレベルの「エボリューション」トリムのみがチョイスできる。一方、ルノーがハイブリッドモデルを提供するのは「テクノ」ラインから上だけである。このモデルのスタート価格は2万9950ユーロ(約509万円)である。
パワーユニットはさまざま
外観では、ルノーはあのC型ヘッドライトに別れを告げた。「クリオ」でも見られたように、ルノーはキャプチャーを現在の“ブランドフェイス”に合わせようとしている。これまで非常に狭かったグリルは大幅に広げられ、ルノーのロゴはレトロな印象になった。フロントとリアのエプロンもデザインが変更されている。
6色のエクステリアカラーに加え、キャプチャーには2トーンペイント仕上げが用意され、合計14種類のカラーコンビネーションが用意されている。フェイスリフトに伴い、ルノーはクロームの使用をほとんどやめた。
全長は4.23mで、全幅は1.80m、全高は1.58m。2.64mというかなり長いホイールベースは、主に乗員の利便性を考慮したものだ。トランクルームは(5人乗車時で)536リッター。ハイブリッドモデルではトランクの下にバッテリーがおさまるため、440リッターの荷室スペースがある。ホイールサイズは17インチから19インチまで、ベースモデルではハブキャップ付きのクラシックなスチールリムも用意されている。
フロントボンネットの下には、おなじみの駆動システムが残っている。最高出力90PSのガソリンエンジンがエントリーレベルで、その上に同140PS、155PS、160PSの3種類のマイルドハイブリッドがある。さらに100PSのLPGバージョンもラインナップに加わった。
これに加えて、最高出力145PSのフルハイブリッドも用意。トランスミッションはオートマチックで、その他のエンジンには6段のマニュアルギアボックスが組み合わされる。
注目はコネクティビティー
乗り込んですぐに、何かが足りないことに気づいた! 以前はセンターコンソールの上にあったダイヤル式の空調コントロールは、中央のディスプレイの下に移動し、シンプルなボタンで操作するようになった。
最新のキャプチャーには、Android Autoをベースにしたインフォテインメントシステムが搭載されている。ルノーが採用している「OpenR Link」テクノロジーを介して操作するもので、マップ、アシスタント、その他50以上のアプリなど、Googleのサービスを簡単にロードすることができる。
しかし、ルノーのインフォテインメントシステムに搭載されているのはGoogleだけではない。例えば、アマゾンミュージック、交通ナビゲーションサービスプロバイダーのWaze、EasyPark、Sybelなども利用できる。これらの情報は10.4インチのセンターディスプレイに表示される。一方、ステアリングホイール奥のディスプレイは、7インチ(ベーシック)または10インチの2種類となる。
コネクティビティー面での革新に加え、今回のマイナーチェンジではさまざまな新しいアシスト機能も追加された。交通標識認識システム、眠気警告システム、制限速度警告システムが標準装備とされているのだ。
内装の素材選択については、小型車のセグメントに属するクルマとしては典型的といえる。ドアパネルの硬質プラスチックのクオリティーは許容範囲である。ダッシュボード部分には強化発泡材が使われている。
スペースもまあまあだが、背の高い人はすぐに窮屈に感じるようになるだろう。トランクスペースを最大化するために後席を前方にスライドさせたときは、特にそうだ。
感覚的には「ワンランク上」
最新のキャプチャーは走らせてもリラックスでき、このセグメントのクルマとしては異例なほど静かで快適だ。優れた断熱性能と、軽負荷で非常にまともなパワーを発生するハイブリッドドライブのおかげで、「E-TECHフルハイブリッド」はワンランク上のクルマを運転しているような感覚を与えてくれる。
同時に、1.6リッターガソリンエンジンと電動モーターは効果的かつ効率的に連動し、簡単に好燃費を実現できる。ただスピードを求めようとすると、力強さのない走りにストレスを感じ、さらに高回転になるにつれ4気筒エンジンのノイズに心がかき乱される。
シートはもっとしっかりした構造(横方向のサポートはほとんどない)でいいと思うし、車重が1.5tを超える小型SUVのステアリングはもっと正確でもいい。優れたボイスコントロールを含む新しいエレクトロニクスアーキテクチャーのおかげで、操作がより簡単になったのは美点だが。
結論
新しいブランドの顔と、さらにデジタル化されたインテリア。今回のマイナーチェンジでキャプチャーは大幅に成長し、さらに手ごろな価格になった。価格高騰の時代には良い兆候だ!
(Text=Sebastian Friemel, Kim-Sarah Biehl and Jan Horn/Photos=Group Renault)

AUTO BILD 編集部
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