マツダCX-80 XD Lパッケージ(前編)
2025.04.06 思考するドライバー 山野哲也の“目” レーシングドライバー山野哲也が「マツダCX-80」に試乗。エンジンもシャシーも刷新した新型の3列シートSUVだが、ご承知のとおり先行して登場した「CX-60」の乗り味には賛否両論が渦巻いていた。果たして山野のジャッジやいかに!?映り込みが美しい
山野哲也が開口一番、「メチャメチャいいクルマですね」と感嘆したのが、マツダの3列シートSUVであるCX-80だ。同社のラインナップとしては「CX-8」の後継にあたるが、FFベースだった先代とは異なり、まったく新しいFRプラットフォームから開発された。
山野:デザインはいたってすっきりしていますね。ほんのりクラシックな印象も受けます。
webCG:クルマ全体のプロポーションが「いかにも後輪駆動車!」という感じです。フロントが長い。細かいことですが、グリルのつくりが凝りに凝っています。
「ラウンドしたリアのシンプルさもいい」と言葉を足して、いつになく外観をじっくりチェックする山野。前後のドアを開け閉めして、その感触を確認。剛性感に関するコメントが発せられると思いきや……。
山野:ボディーサイドへの映り込みが美しい。
webCG:映り込み! 確かに前後ともドアの面積が広いですから。CX-80のサイドパネルのような、はっきりとしたキャラクターラインを入れず、抑揚だけで表現するデザインは「生産現場泣かせ」と聞いたことがあります。マツダがそれだけスタイリングを重視しているという傍証かもしれません。
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