「CHEVROLET FAN DAY 2025」の会場から
2025.06.25 画像・写真2025年6月14日、静岡県駿東郡小山町の富士スピードウェイで、恒例となった「CHEVROLET FAN DAY 2025」が開かれた。
2018年に初開催され、新型コロナによる休止を挟んで今回で5回目となる、シボレーのオーナーおよびファンなら誰でも参加できるこのイベント。梅雨の時期の開催とあって、当日は不安定な天候で雨滴が落ちてくる時間帯もあったものの、235台のシボレー車と400人以上のファンが集まった。
会場がサーキットだけに「走り」のプログラムが主体で、レーシングコースではスポーツ走行などのサーキットランをはじめ、5人のプロドライバーによるサーキットタクシーや大型バスによるサーキットサファリなどを実施。またショートコースとマルチコースでプロドライバーのレッスンを受けるコルベットドライビングアカデミーも行われた。
いっぽうパドック/ピットエリアでは、参加車両を対象とするコンクールデレガンス、トークライブ、キッズメカニック体験などのプログラムを用意。そしてジャパンプレミアとして、「イエロージャケットエディション」と名乗る日本専用の特別仕様車と、電動リトラクタブルハードトップを備えたハイパフォーマンス版の「Z06コンバーチブル」という、2台の現行「コルベット」のバリエーションがお披露目された。
C6以降のコルベットと5、6代目の「カマロ」を中心に、レーシングコースからパドックまでシボレー一色に染まった会場から、参加車両を中心に紹介しよう。
(文と写真=沼田 亨/編集=堀田剛資)
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1/30富士スピードウェイ東ゲートの、午前8時の開門を待って入場する参加車両。
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2/30車両展示会場であるAパドックの入り口にて。参加番号を確認のうえ、車種別のゾーンに誘導される。
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3/30Aパドックの風景。メインステージではトークライブなどが行われた。
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4/30鼻先をそろえた現行「C8シボレー・コルベット」。よく見ると先代「C7」が交じっているが違和感はない。
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5/30こちらには2005年デビューの「C6コルベット」が並ぶ。
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6/30パドックで見かけた、カスタムされた「C8コルベット」。エアサスを入れているのか、ペッタペタにローダウンされている。
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7/30リバティウォークのボディーキットを装着した「C8コルベット」。
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8/30ピットに展示された、当日お披露目された限定車の「コルベット イエロージャケットエディション」。イメージしたキャラクター(?)のボードが添えられていた。
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9/30同じく当日発表された「コルベットZ06コンバーチブル」(米国仕様)。
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10/30これもピットに展示されていた、BINGO SPORTSとTRANSFORMERSとのコラボレーションにより、GTワールドチャレンジ・アジアのジャパンカップに参戦していた「キャラウェイ・コルベットC7 GT3-R」。
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11/30わくわくキッズメカニック体験のプログラムとして行われた、「C7コルベット」用6.2リッターV8エンジン「LT-1」ユニットの分解パフォーマンス。
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12/30分解は片バンクのヘッドを下ろすところまで。メカニックの解説に熱心に耳を傾ける子供たち。
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13/30分解作業は上級資格を持つGMマスターメカニックが担当。
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14/30フルコースでは速度域の制限や先導車の有無による「スポーツ走行」「アクティブ走行」「エンジョイ走行」というサーキットランを実施。これは最高速度180km/h程度のアクティブ走行より。
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15/30これもアクティブ走行を楽しむ「C7コルベット」。
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16/30速度制限なしのフリー走行である「スポーツ走行」の参加は3台のみだった。そのうちの1台だった「C8コルベット」。
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17/30ルマン・ウィニングドライバーである荒 聖治選手がステアリングを握る「コルベットE-Ray」を先頭に、プロドライバーの駆る5台のC8コルベットがデモランを披露。
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18/30さすがプロ、カメラカーの後方で一糸乱れぬフォーメーションをキープ。「コルベットE-Ray」の後ろは2台の「コルベットZ06」、その後方にベースモデルの「コルベット」と「コルベット コンバーチブル」が続く。
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19/30プロによるデモランを終えた5台の「C8コルベット」は、抽選に当たった幸運な来場者を乗せるサーキットタクシーを実施。
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20/30メインストレートを駆け抜ける「C8コルベット コンバーチブル」のサーキットタクシー。200km/h以上のスピードであえてピットウォール寄りを走行したことで、同乗者はスリルを味わったことだろう。
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21/30「コルベットE-Ray」でのサーキットタクシーを終えた荒 聖治選手。
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22/30ショートコースとマルチコースでプロドライバーのレッスンを受けたコルベットドライビングアカデミーの参加車両が、レーシングコースでの走行に向けてコースイン。
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23/30同じくコルベットドライビングアカデミーの参加車両。
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24/30ピットロードに整列したコルベットドライビングアカデミーの参加車両。受講者が記念撮影した後にコースインした。
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25/30ピットにて。ゼネラルモーターズ・ジャパンの若松 格社長とメインステージでMCを務めたピストン西沢さん。
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26/30来場者の投票によるコンクールデレガンスの受賞車両。左からカマロ部門、コルベット部門、そしてメディア部門の受賞車両。
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27/30カマロ部門の受賞車両は、グラインダータトゥーと呼ばれる特殊な塗装などでカスタマイズされた2016年「シボレー・カマロSS」。
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28/30コルベット部門の受賞車両である2024年「シボレー・コルベットZ06」は、FIA世界耐久選手権(WEC)に参戦している「C8コルベットZ06 GT3.R」のレプリカ。
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29/30取材に訪れたメディアが選ぶメディア部門の受賞車両は、2006年「シボレー・コルベット コンバーチブル」。
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30/30ウエットコンディションで行われたフィナーレの、参加したシボレー全車によるパレードランのスタート前に記念撮影。先頭は当日日本デビューした「C8コルベット イエロージャケットエディション」と「C8コルベットZ06コンバーチブル」。(写真:ゼネラルモーターズ・ジャパン)