ジープ・ラングラー アンリミテッド ルビコン(後編)

2025.11.27 あの多田哲哉の自動車放談 多田 哲哉 かつて家族のクルマとしてジープを所有したことがある、元トヨタのエンジニア、多田哲哉さん。ジープを取り巻くビジネス環境やディーラーでの対応を含め、同ブランドについて語る。
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買ってみたまではいいものの

前編でも触れたが、多田さんはジープの正規ディーラーで、ハードトップを外した「ラングラー」の姿を見て、「86」の企画時に思い描いた「ロールケージでつくったボディー」を思い出したという。

このときに多田さんがジープ正規ディーラーを訪ねた理由は、言うまでもなく新車のジープを買うためだ。奥さまが「ジープ・レネゲード」に一目ぼれしたのがキッカケという。

「レネゲードのリアコンビランプを見て、『あのバッテンがかわいい。あのバッテンのクルマが欲しい』と言うんです。そのときは私も会社を辞めていましたので、トヨタ車以外に乗っても、まったく問題ありません。だったら、買おうかと思いました」

さすが多田さんの奥さまはお目が高い。レネゲードはラングラーの次にキャラクターの立っているジープかもしれない。

「もっとも、私個人はレネゲードに興味があったわけではないのですが、そのときの営業担当が『レネゲードのプラグインハイブリッド車(PHEV)がもうすぐ入ってきます。この場で契約してくれたら、日本の1号車を納車できます』と勧めてきたんです」

「当時の私は山の中に引っ越そうと考えていて、PHEVに興味もあったこともあって、『これは面白い』とすぐにサインしました」

 
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