日産がSUVタイプの新型電気自動車「NX8」を発売 レンジエクステンダー付きもラインナップ

2026.04.09 自動車ニュース 藤沢 勝
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日産自動車と同社の中国合弁会社である東風日産乗用車は2026年4月8日、新型電気自動車(BEV)「NX8」を発売した。

NX8はプラグインハイブリッドの「N6」、ミドルサイズセダンタイプのBEV「N7」に続く日産Nシリーズの第3弾として登場した、ミドルサイズSUVタイプのBEVだ。快適性や安全性にかかわる多くの装備を標準化したうえで15.99万~20.99万元(約372万~488万円)の価格帯を実現したとされている。

NX8にはピュアEVだけでなくレンジエクステンダーEV(2026年5月発売予定)もラインナップされる。ピュアEVは650kmの一充電走行距離(CLTCモード計測。以下も同じ)を誇り、800V・5Cの超急速充電を使った場合は6分の充電で約300kmの走行が可能とされる。レンジエクステンダーEVはEC走行換算距離が310km、総合航続距離が1450km、ガソリン走行時の燃費が4.51リッター/100km(約22.17km/リッター)とされている。

773リッターの大容量を誇るラゲッジスペース(スーツケースが35個収納できるという)や-6℃~+55℃に設定可能な両開き式冷温庫なども見どころだ。後席の室内高はクラストップの1285mmとされており、子どもが立って着替えられるという。このほか25個のマッサージエアバッグとサポートエアバッグを内蔵した「AIセログラビティ―シート2.0」や「AI非接触風コントロールシステム」「乗り物酔い防止技術3.0」を採用した。

中国向けの車載OS「NISSAN OS 2.0」を使うインフォテインメントシステムは、15.6インチのデュアルディスプレイにクアルコムのスナップドラゴン8259チップと容量256GBの大容量ストレージを組み合わせ、AI音声アシスタントも使える。約63インチ相当の表示が可能なARヘッドアップディスプレイも装備する。

自動駐車支援機能などを装備するだけでなく、車両の素材をはじめとした基本的な部分から安全性に配慮されているのも見逃せない。例えばCATL製の高品質セルを採用した「クラウドシールドバッテリー2.0」は146項目ものバッテリー安全試験をクリアしたほか、24時間体制のクラウドで監視される。ボディーは2000MPa級の高強度鋼材を使った鋼とアルミのハイブリッド構造で高い衝突安全性を確保。世界最多のOLED発光ユニットを備えたリアコンビランプは優れた被視認性と安心感を両立するという。

(webCG)

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