三菱デリカD:5 P(後編)

2026.05.14 あの多田哲哉の自動車放談 多田 哲哉 改良を重ねつつ長年にわたって現役を続けている「三菱デリカD:5」。その商品としての最大の魅力はどこにあるのだろうか? トヨタ、そして三菱のOBでもあるエンジニア、多田哲哉さんが試乗を通して語る。
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“いざという時”のためにも

唯一無二のオフロードミニバンとして名をはせるデリカD:5は、デビューからすでに20年近くが経過しながらも、昨2025年度(2025年4月~2026年3月)に過去最高の年間販売台数を記録したという。

デリカD:5については、多田さんもミニバンやクルマとしての設計の古さは否めないとしつつも、次のように評する。

「エンジンはいかにも昔ながらのディーゼルらしいです。静かではなくても、低速からトルクがあって、今回のような坂道でもすごく走りやすい。ダイナミクス性能ももはや古いとしかいえませんが、特に気にさわるようなところもありません」

「今回は試すことはできませんでしたが、悪路性能も、4WDは三菱が最もこだわっているところでしょうから、問題はないでしょう」

そんな多田さんはデリカD:5を眺めながら、「そういえば先日、富士山噴火した時の首都圏をシミュレーションしたテレビ番組を見ました」と切り出した。

すでにお察しの向きも多いように、多田さんのいう番組とは、2026年4月5日の前編と同12日の後編の2回に分けてNHK総合で放送された『NHKスペシャル 富士山大噴火』のことである。多田さんがいうとおり、富士山が大噴火した時に起こりうる最悪のシナリオを、国の最新報告書と専門家への取材をもとにドラマなどで映像化した番組である。

 
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