フェラーリ・フェスティバル2010 開催
2010.06.01 自動車ニュース今年も盛況だったフェラーリの祭典 〜「フェラーリ・フェスティバル2010」開催
2010年5月29日、30日、静岡県小山町の富士スピードウェイで「フェラーリ・フェスティバル2010」が開かれた。
■新旧「フェラーリ」600台が集合
「フェラーリ・フェスティバル」は、正規インポーターである「フェラーリ・ジャパン」が主催するオーナー向けのサーキットイベントで、昨年に続いて2回目の開催となる。
会場がサーキットであるだけに、プログラムは「走り」がメイン。ナンバー付き車両によるスポーツ走行である「スポーツラン」、家族や仲間を同乗させての「アクティビティラン」から、サーキット専用車である「FXX」と「599XX」のデモラン、「F430」「360」などによるエキシビションレース「フェラーリトロフィ」、そしてF1マシン「F2001」のデモランに至るまで、初日である29日にはメインコースに一日中フェラーリサウンドが響きわたった。
また30日には、デモランに加えてドライビングスクールが実施された。
いっぽうピットでは1989年以前のクラシック・フェラーリを並べた「フェラーリ・クラシケ」、パドックでは現行全モデルの展示、さらに認定中古車の展示も行われた。
すでにお知らせしたように、29日には「458イタリア」と「599GTO」のプレス発表会が開かれたが、「フェラーリ・フェスティバル」の参加者に向けては、まず29日に「458イタリア」、次いで30日に「599GTO」がパドックで公開され、大いに注目を集めていた。
「フェラーリ・フェスティバル2010」が開催された週末、遠くトルコのイスタンブールでは、フェラーリが1950年の第2戦モナコGPでF1参戦を開始してから、通算800戦目となるメモリアルレースを戦っていた。結果は残念ながらパッとしなかったが、ここ富士スピードウェイはときおり小雨がパラつく5月としては肌寒い空模様にもかからわず盛況で、全国から参加した新旧フェラーリは2日間で約600台を数えた。
(文と写真=田沼 哲)
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