「プジョー308」に価格を抑えた新グレード登場
2009.11.27 自動車ニュース「プジョー308」に価格を抑えた新グレード登場
プジョー・シトロエン・ジャポンは、308シリーズに、新グレード「308スタイル」を追加。同時に「308SWプレミアム」の装備や価格を変更し、2009年11月30日に販売を開始する。
■シリーズで唯一NAエンジンを搭載
「308スタイル」は、ハッチバック系の廉価版として追加されたベーシックモデル。他グレードとのもっとも大きな違いはエンジンで、既存モデルが全車1.6リッターターボ(140ps〜175ps)を搭載するのに対し、スタイルは1.6リッターNA(120ps)を搭載する。トランスミッションは4段ATが組み合わされる。10・15モード燃費は10.0km/リッター。
装備は、クルーズコントロールやパフュームディフューザー(エアコン吹き出し口に置く芳香剤)、盗難防止アラーム、後席アームレスト、前席ランバーサポートなど一部の装備を簡略化し、低価格を実現した。
価格は、308プレミアム(4AT)より30.0万円安い、269.0万円。
■装備の見直しで20万円ダウン
「308SW プレミアム」は、7人乗りを特徴とするSWのエントリーグレード。エンジンは、従来どおりターボチャージャー付きの1.6リッター(140ps)+4段ATを搭載する。
今回の仕様変更では、オートエアコンやパノラミックガラスルーフ、ESPなどの安全・快適装備はそのままに、独立開閉リアハッチガラスやクルーズコントロール、パフュームディフューザー、盗難防止アラーム、前席ランバーサポート、後席サンシェードなどをなくし、価格を引き下げた。
新価格は、従来より20万円安い、319.0万円。
(webCG 曽宮)