第13回:『トヨタ レクサス アメリカでの広告 その1』
2007.09.01 広告のススメ第13回:『トヨタ レクサス アメリカでの広告 その1』
今回は、トヨタ「レクサス GS400」のアメリカでの広告を紹介します。
この広告をつくった人が、「300psを発するGS400の運転は、アナタを想像したことないほどワクワクさせる、ということを伝えたかった」と語るように、レクサスのハンドリングの良さやエンジンの力強さを、視覚的にユーモラスに表現した作品です。
TOYOTA Lexus“Mustard”/USA
道ばたにあるホットドッグの屋台。傍らで、ワイシャツ姿の男がマスタードを絞り出す。その男の隣をちょうど通りかかったような、背広姿の男をよくみると、顔とスーツの右半分にかけてマスタードが飛び散っている。なにがあったのだろうか?300psの最高出力を誇る「レクサス GS400」が、目の前の道路を走り抜けたのだ。レクサスが巻き起こした風圧で、マスタードを飛び散らしたのである。
TOYOTA Lexus GS400“Mastard”/USA
クリエイティブディレクター:Tom Cordner/Steve Levit
アートディレクター:Pat Zimmerman
コピーライター:Rob Stewart
フォトグラファー:Harry DeZitter
広告代理店:Team One Advertising

金子 秀之
早稲田大学商学部卒業。資生堂のアートディレクターとして前田美波里のサマーキャンペーンを担当。1973年博報堂のクリエイティブ・ディレクターとして、サントリーの「ブランディ水で割ったらアメリカン」キャンペーンを手がける。1993年(有)クエスターを設立。広告製作及び海外広告の紹介をして現在にいたる。
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2025.11.18エディターから一言「ディフェンダー」の名を冠したアドベンチャーコンペティション「ディフェンダートロフィー」の日本予選が開催された。オフロードを走るだけでなく、ドライバー自身の精神力と体力も問われる競技内容になっているのが特徴だ。世界大会への切符を手にしたのは誰だ? -
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