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「GS350」から19ps、0.9kgmダウンした直噴「D-4S」3.5リッターV6。エンジンの始動、停止を頻繁に繰り返すハイブリッドシステムの特性にあわせ、吸入バルブの開閉タイミングを最適化するなどした。
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ハイブリッドシステムの働きは、(a)発進・低中速走行時には、エンジンを止め、モーターのみで走行、(b)通常走行時は、エンジンが車輪を回すと同時にモーターも回転させ、発電しバッテリーを充電。(c)全開、急加速時は、エンジンとバッテリーの電力で回るモーターを駆動しパワーアップ、(d)減速、ブレーキ時は、車輪がモーターを駆動して発電、電力をバッテリーに貯蔵(回生ブレーキ)、(e)停車時は、エンジンを自動的に停止(アイドリングストップ)、(f)バッテリー充電量が少なくなると、エンジンが発電機を駆動して発電、というもの。
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他のGSの6段ATと同等サイズという「ハイブリッドトランスミッション」。前(左)から、ジェネレーター、動力分割機構(エンジンからの動力を車軸とジェネレーターに分割)、モーター、そして2段変速式リダクション機構という構成だ。
新開発の2段変速式リダクション機構。高回転になるにつれてトルクが減少するモーターの弱点をカバーするために考え出された仕組みだ。
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タコメーターにかわり、低燃費走行の目安を表示する「ハイブリッドシステムインジケーター」が備わる。手前の6点の光が、「ドライバーモニター付きプリクラッシュセーフティシステム」の「ドライバーモニターカメラ」。
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無段変速機には、意図的に6段をつくりだし、マニュアル感覚のシフトができるようにした「シーケンシャルシフト」を採用。走行状況にあわせ、ドライバーが「ノーマルモード」「パワーモード」「スノーモード」を選べる「モードセレクト」(写真)もある。
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『レクサスにハイブリッド「GS450h」登場、680.0万円から』の記事ページへ戻る