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「RX-8」に搭載される「RENESIS」ユニット。排気ポートをペリフェラルからサイドに変更し、吸排気のオーバーラップを解消。熱効率向上と低燃費化を同時に達成したと謳われる。654ccのローター2基で、250ps/8500rpmの最高出力と、22.0kgm/5500rpmの最大トルクを発生する(ハイパワー版)。
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ロータリーエンジンとは・・・・・・
世にある一般的な自動車エンジンは、シリンダーの中にあるピストンの往復直線運動で回転力を得るレシプロエンジン。ロータリーエンジンとは、楕円状のローターハウジング内に、三角形のオムスビ型ローターを配し、ローターの回転を直接利用する機構のこと。ローターと壁の間にできる容積がローターの回転とともに変化し、吸入-圧縮-膨張-排気の行程が連続して行われる。
クランクとバルブがないため、小型で軽量、シンプルな仕組みとなるのがメリット。一方で燃焼室が扁平で完全燃焼がしにくく、またオイル消費量が多いというデメリットもある。量産しているメーカーは、世界でマツダのみ。
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マツダ「RX-8」
『マツダのロータリー「RENESIS」、エンジン・オブ・ザ・イヤー受賞!』の記事ページへ戻る
