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【写真上】パワートレイン開発本部 第2エンジン開発部RE設計グループ主幹の田島誠司氏
【写真下】赤く光を放っているのが、今回からサイドに設けられた排気ポート部分。
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【ロータリーエンジンとは】
世にある一般的な自動車エンジンは、シリンダーの中にあるピストンの往復直線運動で回転力を得るレシプロエンジン。ロータリーエンジンとは、楕円状のローターハウジング内に、三角形のオムスビ型ローターを配し、ローターの回転を直接利用する機構のこと。ローターと壁の間にできる容積がローターの回転とともに変化し、吸入-圧縮-膨張-排気の行程が連続して行われる。
クランクとバルブがないため、小型で軽量、シンプルな仕組みとなるのがメリット。一方で燃焼室が扁平で完全燃焼がしにくく、またオイル消費量が多いというデメリットもある。量産しているメーカーは、世界でマツダのみ。
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