
マイナーチェンジを受けた新型「マツダ・ロードスター」。ソフトトップの「RS」(右)とパワーリトラクタブルハードトップの「RS RHT」。
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マイナーチェンジを受けた新型「マツダ・ロードスター」。ソフトトップの「RS」(右)とパワーリトラクタブルハードトップの「RS RHT」。
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2台並んだソフトトップの「RS」。右がマイナーチェンジ前の旧型、左がマイナーチェンジ後の新型である。新型はグリル開口部を拡大して奥行き感を強調、フォグランプベゼルの形状も改められた。ヘッドライトのベゼルもブラック仕上げとなり、表情がより引き締まった。
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この角度から見ると、新型(左)のマスクは下端に向かってアゴを突き出したような形状になっていることがわかる。下端にはチンスポイラーが装着され、空力性能も向上している。
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ロードスターの開発主査を務める山本修弘氏。ロータリーエンジンの研究開発を皮切りに歴代「RX-7」やルマンカーを含めたコンペティションマシンの開発にも携わった経験を持つ大ベテランである。「マツダにとって、スポーツカーを作ることは特別なことではなく、当たり前のこと」という。(写真=webCG)
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エンジンルーム左右両端、バルクヘッドの直前に取り付けられたアクティブボンネットのアクチュエーター。対歩行者の事故の際に、衝撃を感知するとボンネットを瞬時に70mmほど押し上げ、エンジンとの間に衝撃を吸収する空間を設ける。
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「プレミアムスポーツ」をキーワードとするパワーリトラクタブルハードトップの「RS RHT」。タンインテリアと同じくタンの本革シートを備えたオプションの「レザーパッケージ」仕様。
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操安性能開発グループの梅津大輔氏。まだ30歳そこそこの若手エンジニアながら、「ロードスターはかくあるべき」という強い信念を持っている。プライベートでも、二輪も四輪も大好きという。(写真=webCG)
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ソフトトップ「RS」のインパネ。メーターフードを小型化して前方視界を改善するとともにタイトな雰囲気を演出し、メーターリングもダークグレー仕上げとなった。
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「タイトスポーツ」をキーワードにしたソフトトップモデルは、旧型(左)ではシルバー仕上げだったインパネやステアリングホイールのスポーク、シートバックガーニッシュなどを黒に近いダークグレー仕上げとしている。
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最高出力170ps/7000rpm、最大トルク19.3kgm/5000rpmを発生する2リッター直4エンジンは、まったく変更なし。
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「ドルフィングレーマイカ」と呼ばれる新色に塗られた「RS RHT」。17インチのアルミホイールも新たなデザインとなる。
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取材に赴いたマツダR&Dセンター横浜のロビーには、「ロードスター」の試作車などが展示されていた。
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初代「ロードスター」をベースとした、クーペのスタディーモデルの姿も。
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「次期ロードスターの方向性も、みなさんの考えているものと必ず一致するはずです」と山本氏。(写真=webCG)
『第156回:進化し続ける「マツダ・ロードスター」』の記事ページへ戻る