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「4シリーズ」と名乗る新型のDセグメントクーペは、2012年12月にコンセプトカーが発表され、2013年6月には市販車の概要がアナウンスされていた。日本導入は2013年秋を予定。
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ディーゼル仕様や4WD車など、欧州でのラインナップは豊富だが、日本に導入されるのはガソリンエンジンのFR車のみとなる。
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インパネまわりは基本的に「3シリーズセダン」と同じ。「スポーツ」「モダン」「ラグジュアリー」など、さまざまな仕様が用意されているところも共通だ。
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ボディーサイズは全長×全幅×全高=4638×1825×1362mmと、ベースとなった「3シリーズセダン(ドイツ本国仕様)」と比べて、全長、全幅がともに14mm拡大された。全高は67mm低くなっている。
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日本に導入されるのは3リッター直6ターボと2リッター直4ターボの2種類。前者は最高出力306ps、最大トルク40.8kgm、後者は最高出力245ps、最大トルク35.7kgmを発生する。
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欧州仕様のトランスミッションは6段MTが標準で、8段ATがオプションだが、日本に導入されるのは8段ATのみとなる予定。
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インテリアは基本的に他の「3シリーズ」と共通だが、低い室内高に合わせ、着座位置も下げられている。
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トランクルームの容量は445リッター。後席は3分割の可倒式となっている。
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8段AT仕様の「435i」は、0-100km/h加速5.1秒、最高速250km/h(リミッター作動)という動力性能を発揮する。
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フロントフェンダーの後ろには「エアブリーザー」と呼ばれるダクトを装備。空気抵抗を低減する効果がある。
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専用チューニングのサスペンションや低められた車高などにより、重心の高さは2シーターオープンの「Z4」に近いものとなっている。
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『BMW 435iクーペ(FR/8AT)【海外試乗記】』の記事ページへ戻る