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インテリアでは、メーターのデザインや、ダイヤルを中心とした「SYNC」の操作パネルなどに、「フォーカス」と共通したデザイン要素が感じられる。
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つり上がったヘッドランプに強調されたフェンダー、台形のロワーグリルなどは、「フォーカス」「フィエスタ」などにも見られる、フォードの世界戦略車に共通のアイコンだ。
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先代の「クーガ」は欧州市場が中心のモデルだったが、新型はグローバルモデルということで、世界各地の要望に配慮。とくに全長は、北米市場の要望により大幅に拡大された。
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低速走行中の追突事故の予防に役立つ、自動ブレーキシステムの「アクティブ・シティ・ストップ」。「タイタニアム」に標準装備される。
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これまでフォードは、市場ごとに「クーガ」と「エスケープ」の2台を使い分けていた。日本はその両方が販売されるめずらしい市場だったが、新型「クーガ」の登場に伴い、「エスケープ」はフェードアウトすることとなる。
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日本仕様のエンジンは1.6リッター直4ターボ。従来モデルの2リッター直5ターボより、最高出力、最大トルクともに低下しているが、燃費は約20%改善しているという。
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トランスミッションはトルコン式の6段AT。手動での変速はシフトノブ横のスイッチを、親指で操作して行う。
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シートは上級グレードの「タイタニアム」がフルレザー、ベーシックグレードの「トレンド」はレザーとファブリックのコンビタイプとなる。
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リアシートはリクライニング機構付き。「タイタニアム」では、前席のシートバックにピクニックテーブルが備わっている。
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新型「クーガ」は、前後軸間の駆動力を自動配分するインテリジェントAWDシステムや、フロント左右輪のブレーキを個別に制御し、旋回力を高めるトルクベクタリングコントロールなどを標準装備している。
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タイヤサイズは「タイタニアム」が235/50R18。「トレンド」が235/55R17となる。
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後席を起こした状態で406リッターと、従来モデルより46リッター広くなったラゲッジルーム。後席の格納はダイブダウン式で、ワンアクションで操作できる。
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両手がふさがっていても、ボディーの下に足を差し入れればテールゲートは自動で開口する。ただ、ゲートは後ろに大きくスイングするので、開き始めたら操作者はクルマから一歩離れる必要がある。
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『フォード・クーガ タイタニアム(4WD/6AT)【試乗記】』の記事ページへ戻る