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迫力に満ちたリアビュー。「911ターボ/911ターボS」の全幅は、シリーズで最も幅広い1880mmに達する。
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PAAと呼ばれる可動式前後スポイラーは目玉装備のひとつ。「スタート」「スピード」「パフォーマンス」という3モードがあり、目的に応じて前後スポイラーの形態をセットで変化させる。(クリックするとパフォーマンス時の形態が見られます)
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「スタート」ステージとは前後スポイラーを格納した状態のこと。「スピード」では燃費を向上させ、「パフォーマンス」では最大のダウンフォースを得ることを目的とする。(クリックするとパフォーマンス時の形態が見られます)
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インテリアデザインは「911カレラ」のものを踏襲。レザーシートが標準となる(写真は911ターボ)。
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「911ターボ」では、14方向電動調節式のスポーツシートが標準装備となる。
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後輪の操舵は2個の電気機械式アクチュエーターで行う。50km/h以下で前輪と逆位相(最大角2.8度)、80km/h以上で同位相(同1.5度)に作動させる。
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3.8リッターツインターボエンジンは、「911ターボ」で520ps、「911ターボS」で560psを発生。従来より出力が高められたが、燃費は16%改善された。
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「911ターボS」では、ブラックとレッドの専用ツートンカラーレザーインテリアが標準装備となる。加えて、18方向電動調節式のアダプティブスポーツシート・プラスが標準となる。
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トランスミッションは7段PDKのみ。エンジン・オートスタート/ストップシステムが搭載されたほか、PDKにはコースティング機能が備わる。
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PAAを「パフォーマンス」モードにセットしてサーキットを駆ける「911ターボS」。このモードでは300km/h走行時に132kgのダウンフォースが作用するという。
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極めて安定した姿勢で旋回する「911ターボS」。「スポーツ・プラス」モードをオンにするとオーバーブースト機能が働き、最長で20秒間、最大過給圧が約0.15バール強化される。
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5連メーターは、ダイヤルにシルバーの装飾リングが入る点がターボモデルならでは(写真は911ターボS)。
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「911ターボS」ではフルLEDヘッドライトが標準装備となる。
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「911ターボS」の動力性能は、0-100km/h加速が3.1秒で、最高速は318km/hと発表されている。
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「911ターボ/ターボS」の受注は、日本では2013年5月に開始された。価格は順に2030万円と2446万円。
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ポルシェ911ターボ
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ポルシェ911ターボS
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『ポルシェ911ターボ(4WD/7AT)/911ターボS(4WD/7AT)【海外試乗記】』の記事ページへ戻る