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「S3スポーツバック」は、アウディのCセグメントモデル「A3スポーツバック」の高性能バージョン。日本では、2013年11月に販売が開始された。
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インテリアは黒のモノトーン。加飾パネルにはアルミ調素材を採用している。
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サイドサポートの張り出したスポーツシート。標準仕様は本革とクロスを組み合わせたコンビシートだが、テスト車にはオプションの本革シートが装備されていた。
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シートの背もたれには。「S3」のロゴがエンボス加工であしらわれている。
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2リッター直噴ターボエンジンやフルタイム4WDシステムの採用などにより、「S3スポーツバック」は0-100km/h加速4.9秒という動力性能を実現。
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最高出力280ps、最大トルク38.8kgmを発生する2リッター直4直噴ターボエンジン。排気量は共通だが、先代モデル(256ps、33.7kgm)より出力、トルクともに向上している。
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トランスミッションにはデュアルクラッチ式ATの6段Sトロニックを採用。
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ボディーの軽量化やアイドリングストップ機構の採用などにより、先代モデル比で燃費も改善。JC08モードでは14.4km/リッター(パノラマサンルーフ装着車は13.9km/リッター)となっている。
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足元は7J×18インチのアルミホイールと225/40R18サイズのタイヤの組み合わせ。ブレーキは「A3スポーツバック」が前:ベンチレーテッドディスク、後ろ:ディスクなのに対し、「S3スポーツバック」では前後ともベンチレーテッドディスクとなる。
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エクステリアでは、専用デザインのバンパーや左右計4本出しのマフラーなどが「S3スポーツバック」の特徴。
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ラゲッジルームの容量は「A3スポーツバック1.8 TFSIクワトロ」と同じ340リッター。同モデルのFF車と比べて、40リッターほど狭い。(写真をクリックすると、シートの倒れる様子が見られます)
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4WDシステムの基本は「A3スポーツバック」の「1.8 TFSIクワトロ」と共通。FFをベースに、電子制御式の多板クラッチで後軸に動力を伝えるタイプだ。
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充実した装備も「S3スポーツバック」の特徴。「A3スポーツバック」ではオプション扱いのメーカー純正ナビやインテリジェントキーなどが標準装備される。
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オーディオには10個のスピーカーと6チャンネル180Wのアンプなどからなる「アウディサウンドシステム」を標準で採用。テスト車にはオプションの「バング&オルフセンサウンドシステム」が装備されていた。
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アウディS3スポーツバック
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『アウディS3スポーツバック(4WD/6AT)【試乗記】』の記事ページへ戻る